コラム 乳がん母さんの明るい共病15|ホルモンって何だっけ?乳がん標準療法の締めくくりにある「ホルモン療法」~その1~

で、ホルモンってなんなのよ?

で、ここで最初の疑問に戻るわけですが。

「そもそもホルモンってなに?」

少なくとも焼肉ではないのはわかります。イメージとしてモヤモヤっとはわかるんだけど、うまく説明できない。私もアナタもきっと同じようなものだろうと勝手に決めつけ、小学館の図鑑NEO『人間』で調べてみました。(このシリーズ、小中学生向けの図鑑ですが、とてもよくできているので、私の調べものはもっぱらこれです。世の中、小中学生の知識で立派に渡っていけます)

そこには「体の決まった内分泌腺でつくられ、ごくわずかな量でほかの器官の代謝、成長などに影響をあたえる物質が、ホルモンです」とありました。

……ごめんなさい。私、小中学生以下でした……。

まあ、でも、あれですよね。ホルモンにもいろいろあるし。成長ホルモンとか。で、この場合は「女性ホルモン」ってやつですよね。ほら、生理とか。妊娠や出産や授乳とかで分泌されちゃったりする、なんかモヤモヤっとした何か?

……とりあえず、図鑑NEOにも謝っておきます。ごめんなさい。

女性ホルモン、というか、正確にはエストロゲンといいます。なんか聞いたことありますよね。これを止めるとどうなるか。まず、生理はなくなります。

考えてみたら、エストロゲンが分泌されなくなる状況って、更年期とほぼ同じなんですよね。なので、ホルモン療法の副作用って、ほぼほぼ更年期障害と同じです。ホットフラッシュとか。食欲不振とか。吐き気とか。

あっ、ただし。治療の開始時に生理がまだあるかどうかは結構大きな問題で。その乳がんが閉経前のものなのか、閉経後のものなのかで、薬は違うものになります。

まっ、ホルモン療法が始まれば、どのみち生理はなくなるわけですけども。そういう話じゃなくて。新しく卵巣でエストロゲンを作らないように、薬で押さえ続けなければいけません。

人工的に更年期にしちゃうわけですね。

更年期障害なので、人によってはイライラしたり、眠れなかったり、落ち込んだりもするみたいです。そのあたりは、つわりや生理痛と同じで、個人差が大きい部分です。

ちなみに私は、それらの症状がまったくなかったので、お気楽にホルモン療法を続けていましたが、結果的に再発・転移をしてしまったのでまったく参考になりません。

あと、意外な副作用としては、エストロゲンを抑えると骨が弱くなっちゃうんですよ。骨粗しょう症ってやつです。なので、ホルモン療法中は定期的に骨密度を測ったりもします。

ちなみに私は、骨密度がめちゃくちゃ高くて、「この骨はなかなか折れないよ~」と主治医に太鼓判を押されたものでしたが、結果的に再発・転移をしてしまったのでまったく参考に以下略。

ホルモン、なにそれおいしいの?なんて言ってた日々が懐かしい……。

その2~に続きます。

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