コラム 乳がん母さんの明るい共病15|ホルモンって何だっけ?乳がん標準療法の締めくくりにある「ホルモン療法」~その2~

さてさて。乳がんのホルモン療法は最低でも5年。最近では10年続くと書きました。長いです。~その1~はコチラ

と、なると、お値段が気になるのは私だけですか?ああ、そうですか。

ジェネリックどうする問題

今は病院内で薬が処方されることは、まれです。たいてい、処方箋を持って、近くの調剤薬局に行くことになります。そうすると、こう聞かれませんか?

「このお薬にはジェネリックがありますけど、どうされますか」

ジェネリック……。悩ましい問題です。

私には行きつけの調剤薬局がいくつかありますが、最初に希望を聞かれるところもありました。「絶対にジェネリックはイヤだ」か「その都度、説明を受けて判断したい」か「ジェネリックがあったら積極的にお願いしたい」か。

と、言われましても……。こちらにはそんな強いポリシーなんてないですし。そもそも、長ったらしいカタカナ名前の薬の違いなんて分からないですし。

「そりゃ、安いに越したことはないです」と、つい言ってしまったんですよ。ポロッとね。本音をね。

そうしたら、乳がんのホルモン療法剤なんて、めっちゃメジャーな薬なものですから、ジェネリックが何種類もあるんですよ。しかも、値段が全く違うんです。こういっちゃなんだけど、ジェネリックにも松・竹・梅があることを初めて知りました、私。

「これって何がどう違うんですか?」と聞くと、「ジェネリックだから、全部成分は同じです」というんです。

いや、でも、まったく同じ成分だったら、この値段の違いは何? 

薬剤師さんは「開発費や広告宣伝費がない分、ジェネリックは安くなるんです」と。えっ、じゃあ、どうして同じジェネリックなのに、こんな何倍もの値段の差がでるの?

このとき、私の最も悪いクセが出てしまいました。それは、「安物買いの銭失い」というクセです。

ああ、本当にあの時に戻って、自分の後頭部をひっぱたいてやりたいよ、ドラえも~ん。

本当に同じ成分で、違いは広告宣伝費だけで、こんなに何倍も値段が変わるなら、いちばん安いやつでよくない? (最も安いジェネリックは、先発薬の1/5くらいの値段でした)

正直、タカをくくっていたというのもあります。病院の医師や看護師さんたちは、「そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。乳がんは予後がいいし、初期にきっちり叩いておけば、そんなに再発なんてしませんよ」と。放射線科の医師も、「放射線治療を受けた乳がん患者さんで、再発した人の割合は5%くらいですから。まあ、気にすることないですよ」。

もちろん、みんな私を安心させるために言ってくれているんです。なのに、そのまま真に受けて、「な~んだ、5%なら消費税よりも少ないじゃん」と思ってしまった私のバカっぷりったら!! ドラえも~~ん、なんとかして~~!!

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