乳がん母さんの明るい共病17|再発からの手術コース、マジで泣きたくなった初めてのICU体験~その2~

乳がん母さんの明るい共病17|再発からの手術コース、マジで泣きたくなった初めてのICU体験~その2~

乳がんの告知を受け、治療も進めて2年後。肺の中になんだかコロコロしたものが3つできているとわかり、それが何であるか調べるために取りましょう、という手術を受けた私。

事前の説明によると、背中から脇にかけて切って、そこから内視鏡(というか、胸腔鏡)を入れ、まず手前にあるコロコロを一個取り、その場で簡単な検査をすると。

それが何でもなければ、手術終わり。「本日閉店」とばかりに切ったところを閉じるだけ。で、乳がんの転移だったら他のコロコロも取るので2時間くらい。肺がんだったら、肺胞ごと切らないといけないので3~4時間という手術になると聞きました。

切ってみるまでは何が出てくるかわからないガチャ状態。

~その1~はコチラ

フツーに乳がんだった!

時間の感覚もないまま、麻酔からさめてICUのベッドに横たわる私に、夫は開口一番、「お疲れさま!フツーに乳がんだったよ」

いや、フツーに乳がんって何?

するとまたあれか、抗がん剤か?と思わなくもなかったけれど、あれこれ考えられるのは体力があってこそ。

とにかく全身に力が入らない。口をきく元気すらない私は、すべての考えをシャットダウンして、今、体に張り付いているいろいろな痛みを逃し、少しでも体を回復させることだけに意識を集中することにしました。

ところで話は変わるんですけど。

最初の乳がんの手術の後、抗がん剤治療を受けている間に、私、それはまあいろんな身体症状に悩まされるようになりました。そりゃそうですよね。抗がん剤って、そういう薬ですから。

で、いちばん悩まされたのが、「かゆみ」でした。いやいや、かゆいってつらいですよ。下手したら、痛いよりもつらいかも。

抗がん剤治療が終わり、私の体が通常営業に戻っていくのと同時に、ほとんどの症状も消えていったんですけども。唯一、残ったのが「じんましん」でした。

何なんでしょうね、あれ?

すっかり、じんましん体質となってしまった私。ちょっとした疲れとかストレスを感じると、スーっとナチュラルにじんましんがでるようになりました。でも20分もすると、またスーっと消えるんです。害はないので、「まっ、体調のバロメーターと思えばいいや」と。

どうやら、ICUのベッドにほぼ裸で寝かせられている間、そのじんましんがあっちこっちにでていたようでした。もちろん看護師さんたちは私の体質なんて知らないので、「発疹がでているわね」「薬疹かしら」「どの薬で出た?それを抜いてみましょう」とか、色々やってくれていました。

私は「違います、違います!これは疲れからくる軽いじんましんで、薬とは関係ないんです!」と言いたいんだけど、それを言うだけの体力がない……。ていうか、口を開く事すらできない……。

あああ~~。話をするのも、ものを考えるのも、体力がないとできないものなんだなあと、初めて知りました。

枕元で交わされる、「あら、でも、スーッと消えちゃったわよ?」「今度はこっちに出てきたわ」「なんなのかしら?」という看護師さんたちの会話に、「ただのじんましんなんですう……」と、心のなかだけで答えていた私でした。

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