乳がん母さんの明るい共病19|がん治療中でも激太りしたこの私がぶちあたった、「食べられない」壁

乳がん母さんの明るい共病19|がん治療中でも激太りしたこの私がぶちあたった、「食べられない」壁

今からほぼ7年前。病気とはほぼ無縁の身で、運動不足が玉にきず。病院に行くのは予防接種のときくらいという私に、降ってわいたような「乳がん」宣告。

そこから手術、放射線治療、抗がん剤、ホルモン療法と、一通りの標準治療を走り抜け、ようやく一息ついた2年後に、まさかの「再発・転移」疑惑。

肺にできた結腫を手術で取って、その場で調べたら「フツーに乳がんでした」と言われ、再発は疑惑から事実へ。治療は新たな局面に入ってしまったのでした。

……というのが、これまで18回に渡ってお送りしてきた内容です。あ~、ここまで長かった!!つか、長い前置きを毎回、読まされている読者の方には、ごめんなさい。

これまでのお話はコチラ。

ダメージはまだ続く

さて。肺の手術を終え、自宅に戻った私ですが、これがもう寝たきり生活で。

なんといっても、背中が痛い。前回にもちょこっと書きましたが、背中の皮をべろんとむいて、中に大きめの鉄板を貼りつけて、皮を戻した、みたいな。まっ、わざわざそんなことをしようなんて人はいないと思いますが。

もうこれが、痛いというか、つらい。

背中全体がバッキンバッキンにこっている感じ。激しい肩こりが背中に貼りついているかのような。ただ寝ていると背中がつらいので、いろんな体勢を試した結果、壁に背中を立てかけながら寝ると少しだけ楽だと分かりました。

なにせ背中全体が鉄板なので、フラットに寝っ転がるよりは障害物があったほうがまだましという、不思議現象。ベッドの上に、小さなボールだとか子供のオモチャなんぞを置いて、それが背中に当たるようにして寝たりもしていました。……20枚も敷布団を重ねた下の豆つぶ一個が気になって眠れなかった童話のお姫様が聞いたら、卒倒しそうな話です。

しいて言えば、背中のこりの原因が分かっているのだけは救いでした。

これも前回に書きましたが、私の肺から結腫をとるとき、外科医が私の背中に手を突っ込んで、筋肉を直で脇に寄せたことからくる、反動です。

いやもう、ほんとそれ、なに?

何回聞いても、ていうか自分で何回書いても、毎回新鮮に「ほんとそれ、なに?」と思います。アバウト!人体ってば、意外とアバウト!!

あ~~、退院したら、翌日には飲み会に参加できるかなとか、スーパー歌舞伎を観に行けるかなとか、簡単に考えていた入院前の自分がうらめしい。わずか一週間前の自分の能天気さが「憎い!」とまで思う日々でした。(←バカ)

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