コラム 乳がん母さんの明るい共病20|できることなら避けて通りたい…がん治療の地味な痛みベスト3~その2~

地味に痛い話、まだ続きます。~その1~はコチラ

地味に痛いベスト3:ホルモン療法注射

私的には、ホルモン療法の注射もなかなかのものでした。

飲み薬のホルモン剤が効かずにがんが再発してしまった私には、当然ですけど、もっと強いホルモン療法が必要でした。最初の転移の後の何年かは、ホルモン剤の注射を打っていました。

最初の頃は、お腹でした。「バチン!バチン!!」と左右のお腹に一本ずつですね。これがまた、針が太いんですよ(泣)!お腹に打った薬は、1か月かけてゆっくりと溶けていき、溶けきった頃に次の注射です。なにせ1か月分の薬液ですから。皮膚の上から触ってわかるくらいにはかたまりです。

毎回、ちょっと涙がにじんじゃうくらい痛かったです。いや、乙女か。

でも結局、乳がんがまた転移してしまったので、次はお尻に打つホルモン療法の注射に変わりました。やっぱり左右で1本ずつ。

……お尻に注射ですよ!?いったい、私は何歳なのかと?何のプレイなのかと?

この注射は、バチン!!とお腹に打ったものとは違い、針を刺してから、じーっくりと時間をかけて薬液を流しこんでいくタイプでした。

こ~れ~は、痛い!!看護師さんも、「痛いですよね~、ごめんなさいね~、痛いですね~」って、なぜか皆さん、謝りながら打ってくれたものでした。

いちばん初めにこの注射を打たれたときは、あまりの痛さに、ついついお尻をもんでしまい、数日後、両方のお尻にものすごい青あざを作ってしまい、ビックリしたものでした。

もんじゃいけなかったんですね。そんな事すら知らなかったシロートでしたよ(←何の?)。

……こうして並べてみると、私、けっこう痛い思いをしていますね?そして注射ネタが多いですね?

本当に、何の自慢にもならないけれど、私は痛みに強いほうです。というか、「痛みに強いですね~」って、いろんな医師や看護師さんに言われます。

まあ、イマドキの日本で平和にフツーに暮らしていれば、「痛い思い」とはわりと無縁に生きていけると思うんです。せいぜいが、机の角に足の小指をぶつけるくらいで。いや、それも痛いですけれどっ。目から星が飛び出ますけどっ。(←古典的表現)

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