明けましておめでとうございます。
昨年1年間は、乳がんなんていう、めでたくもなんともない話にお付き合いくださり、ありがとうございました。……でも、今年も乳がんの話で明けていくんですけども。
とりあえず、年の最初から謝っておきます。申し訳ないです。これまでのお話は~コチラ~。
結局は「お金」に行きつく
さて。2013年に、「病院なんてお見舞いか予防接種以外で行ったことないわ~」という私に、まさかの乳がん発症。できる限りの標準治療で叩いたはずのがんが肺に転移していたのが2015年。そして、放射線治療をしたにもかかわらず、縦隔リンパ(←じゅうかくりんぱと読みます。知ってました?私は知りませんでしたよ)に、再度、転移が見つかったのが2017年の秋でした。
今からちょうど2年前、2018年の年明けは、私にとって重い気持ちの新年でした。
それというのもアナタ、この時の私は大きな問題を3つ抱えていたんです。
・下の娘の中学受験
・実家の母親の認知症発症と介護問題
・私の病気。というか、治療。もっといえば治療費
どうしてこう、人生の一大事っていっぺんに来るんでしょうね。もっと小出しで来てくれればいいのに、と思うけれど、私の経験上、大変なことって大抵いっぺんに来ますね。
「いや、知らんがな。よその家のことなんて」って思いますよね。ほんとごめんなさい。もうちょっとお付き合いください。
問題点を3つ挙げてはみたものの、子どもの受験はまだいいんです。頑張るのは私じゃないし。時期がくれば終わりが来るし。心はとっても重いけど、期間限定と思えば暗黒面に落ちることはありませんでした。
逆に、実母の介護問題。これは~、終わりが見えない~、考えれば考えるほどに暗~い暗~~いトンネルに迷い込んだような~。本当に重~い問題です。まっ、現在でも継続中なんですけどねっ。
いやもう、ほんと、突き詰めて考えていくと、どの悩みもほとんどは「お金」の問題に帰着するんだよなあ、と。
実もふたもない選手権国内暫定1位。
もちろん、その最たるものが、私の治療の問題でした。「ある程度、命ってお金だよなあ」と、何回思ったことか。