コラム 乳がん母さんの明るい共病25|「薬がある」って素晴らしい!がん治療のお薬のこと~その2~

終わりのないレース

どこまで続くの、乳がんマラソン?

本当のマラソンなら、それでも42キロ超を走ればゴールだけど(と言っても、そんなに走れないけど)。どこがゴールだかわからないマラソンは、なかなかキツイですね。

「正直、もう抗がん剤でよくない?」と上の娘。

まあ、そんな気もしてきているよね~~。

「副作用はキツイし、抗がん剤がいやな気持ちもわかるけど、ママが早く死んじゃう方がいやだしなあ」

そうだよねえ。本当だよねえ。

しかし抗がん剤は体力的なダメージが大きいので、メリットと天秤にかけても、やっぱり最後の手段としてとっておきたいわけです(転移のない初期のがんは別です。完治が見込めるのであれば、抗がん剤でガンガンに叩くことに意味はあると思います)。

病気を通じて、私が学んだことは「ままならない」ってことです。子育てのときにも思いましたけれど。人生、計画を立てて努力を重ねても、思い通りにはまずいきません。常に現実は、こっちの予想のはるか斜め上方からやってきますよね。

おこっちゃった現実は受け入れるしかないし。

たとえ、それがどんな現実であっても。

「どうしようもないことってあるよねえ?」と。

もしも一人で抱え込むには大きくなってしまったら、また病院の待合室に行って、ジジババセラピーで吐き出すのも手かもしれないな、と思ったりもします。

無理せず、あきらめず、この身体で生きていく。

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