コラム 乳がん母さんの明るい共病26|患者歴7年、白血球数最底辺の民の私…絶対に風邪やウイルスに罹患してはならぬ~その1~

いや、もう、何というか……。大きなイベントが当日に中止になったり、大企業が社員全員を在宅勤務させたり、全国の小中学校がいきなり休校になったりとエマージェンシー感ただよう中、新宿のデパートの催事場で551の豚まんが実演販売されることを知り、今すぐ電車に乗って駆けつけるべきかと悩む、乳がん患者歴8年目の私です。前置きが長いですね。ごめんなさい。これまでのお話は~コチラ~。

抗がん剤治療に消毒用アルコールは必須

今回の新型コロナ騒ぎでは、マスクの着用と手洗いの徹底が叫ばれていますが、はじめて抗がん剤治療を受けた7年前から、我が家では消毒用アルコールは必須でした。

だってね、アナタ、私の白血球数の最低値は500とかでしたからね。これ、正常な数値は4000~9000くらいですよ。

フツーの人の1割しか白血球がない身体では、ちょっとした雑菌でも十分に脅威でした。怖くって外になんて出られませんよ。電車の中でマスクをしていない人がした空咳に、一瞬、ピリリと殺気立つ気持ち、だから私はとってもよくわかるんです。

ちなみに今は、毎日、白血球を増やす薬を飲み続けているおかげで、正常値の下限くらいの数字で落ち着いています。ギリ人並み。

人並みなので、お出かけだってしちゃいます。551の肉まんが私を待っているのなら、行かないという手があるだろうか。いや、ない。(←反語)

つーか、別に待たれてはいないんですけど。それ以前に新型コロナウイルスですし!! 

この世はウイルスと細菌で満ちている

……こう言っちゃなんですけど、この世はウイルスとか細菌で満ちています。

普段、健康な人は気にしないだけで、ちょっと健康状況や立場が変わると、世界はガラリと違って見えます。動物の鳴き声が響き渡るジャングルに、裸で放り出されたような気持ちになります。そりゃもう、泣きたくなるほど。

有名なところでは、妊婦さんにとっての風疹ですよね。

妊娠の初期に風疹にかかると、約8割もの高確率で赤ちゃんに影響がでるといわれています。主なものは視覚や聴覚の先天的な障害などです。妊娠の初期であればあるほど影響が出やすいといわれているので、ご本人が妊娠に気づかないうちに感染してしまうという可能性だってあるでしょう。

たぶん、妊婦さんにとっては新型コロナ肺炎よりも怖いんじゃないかと思われる風疹ですが、これ、予防接種で防げますしね。逆に、なんでそんな危険が野放しになったままなんだっていう疑問ですよ。

いや、妊婦さんに打つ話ではなくて、妊婦さんに風疹をうつす可能性のある一般ピープルの方たちが打っておけよって話しですよ、もちろん。

「なんでよそんちの嫁を守るために、オレが痛い思いと時間をさいて予防接種なんかしなきゃいけないんだよ!!」なんていう心無いヤツには、「お前はこの先、月に一回、思いっきり足の小指を柱にぶつける」の呪いをかけておきます。

いや、ダメダメ。人を呪わば穴二つ。

すみません。話がずれていますね。

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