コラム 乳がん母さんの明るい共病27|新型コロナウイルス騒動で思った、「正しく怖がる」ことと「正しい情報」の大切さ~その2~

むやみやたらに怖がるのではなくて、正しい情報のもとで、正しく怖がりましょうよ、という~その1~はコチラ

ネットはデマの嵐!

今回の新型コロナ騒動では、「実際のところ、どうなの?」と、いつもより余計にネットをのぞいてしまった人って多いんじゃないでしょうか。

私はのぞいちゃいましたよ。無駄に。

結果、「こういう時だからこそ、のぞくもんじゃないな」と思い知りました。

だってアナタ、そこにあったのはデマに次ぐデマ。「人間の創造力ってスゴイな!!」と感心するようなデマの嵐でしたよ。

正露丸でコロナが治るとかさあ。マスクに梅干しの汁を塗ると99.9%コロナウイルスを通さなくなるとかさあ。子宮を温めるとコロナを撃退できるとかさあ。

「いや、コロナって風邪だから!もともと風邪のウイルスとしてめっちゃフツーにあったものだから!今回のは変異して新型になっちゃったけど、基本、風邪だから!!」

いちいちツッコむのも野暮ってものでしょうかね。ここはネタとして温存するべきだったかなと自分の未熟さを反省しました。(←なぜ?)

「正露丸で風邪が治る」と言われたら、「いや、そこは正露丸じゃなくて葛根湯でも買えよ!」と誰でもツッコむと思うんですけど、「正露丸でコロナが治る」と言われたら、「そんなアホな」と思いつつも、ちょっとだけ「買ってみようかな……」と思っちゃう、このマジック。

ちなみに、「正露丸でコロナが治る」に関しては、公式さんがツイッターで「正露丸は下痢止めのお薬です。正しい用法・容量を守ってください」とコメント。「公式さん、GJ!」と大笑いさせていただきました。

でもね、私は知っているんですよ。これってガンに関するデマとまったく同じ流れなんですよね。

「ガンは生活習慣病だ」とか「体をあっためろ」とか「野菜ジュース飲め」とかね、本当にいらんことを言う人ってた~~くさんいるんです。よく知らん人ほど、いらんことを言います。

普段だったら苦笑いしてスルーできるところを、気持ちが弱っていたり、悩みや迷いがあったりすると、ひっかかってしまうことってありますよね。

またね、デマを流すのが上手い人っているんですよね。本物の情報よりも本物らしかったりしますからね。

震災のときにも、山ほどのデマが飛び交いました。すべてのデマを集めたら地球を30周くらいしちゃいそうな勢いでした。

気を付けるべき言葉

パワーワードとでも言うんでしょうか。わりとみんながひっかかりやすい、もっともらしい単語ってのが、いくつかあるんですよね。逆に、この単語が入っていたら、まずインチキと思えという。

その最たるものが「免疫力」です。みんな大好き、免疫力。

なぜ、「抵抗力」じゃダメなんでしょうかね? ちょっと前までは「免疫力なんてものは医学用語にはない!」と言い張っていた現役のお医者さんたちも、最近ではいちいち説明するのが面倒くさくなったらしく、スルーする場面が増えたように思います。(←個人の見解です) 実際、面倒くさくなるほど、世の中には「免疫力を上げる」系の情報があふれかえっています。

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