コラム 乳がん母さんの明るい共病29|おこもり生活のプロが教える、ステイホーム時の注意点

今から7年前のことです。

それまでの人生、病気らしい病気をしたことがなく、生理もつわりも軽く済み、健康診断でもA判定。そんな私が、突然、降ってわいたような「乳がんです」の宣告に、ガーーン(←心にオヤジを飼っているので、どうしても言いたい、お約束ギャグ)となったものでした。

これまでのお話は~コチラ~。

そのときに、私は悟りました。

「人生、一寸先のことなんてわからない」

「世の中、何が起きてもおかしくない」

私の場合は、とっても個人的な事情だったわけですが、今やどうでしょう。世界規模で同じような事を身にしみていらっしゃる方、多いのではないでしょうか。

ステイホーム組の全国の皆様、いい子にしてらっしゃいますか?

家にこもるのは得意です

ま~~、しかし、今回のコロナ騒動にはビックリです。

皆様も、学校や会社や都道府県や国からの指示がコロコロ変わって、振り回されませんでした?私、「朝令暮改」という言葉を、四文字熟語のクロスワードパズル以外で使ったことがないんですけど、まさか実生活で体験するなんて!!と大変、驚きました。

仕方ないことではあるんですけどね。相手は、よくわかんないウイルスだし。何も情報がないところから始まって、手探りで対策を考えなきゃいけないんだから、そりゃコロコロと方針も変わるでしょう。でも、それにいちいち振り回されるのも大変ですよね~~。

とはいうものの、「家にいろ」と言われれば、喜んでこもります、私。基本、オタク気質なもので。家にこもっているのはあまり苦じゃないんです。(ただし家族全員のご飯を3食作り続けるのだけはそろそろ勘弁してほしい……。涙)

3日に一回くらいの買い物と犬の散歩。あとは家の中でマンガを読んだり、掃除をしたり、マンガを読んだり、料理をしたり、マンガを読んだりと、けっこう忙しく過ごしています。ヒマな時間(←えっ?)は、ずーーーーっとゲームであつもり(「あつまれどうぶつの森」の略)ですね。魚を釣ったり虫を取ったり岩を割ったりと忙しいのなんの。

「この生活、なんかすごく懐かしい……」

と思ったら、7年前、初めての抗がん剤治療の最中が同じような日々でした。

もう何度も何度も書いてきたので、さすがに斜め読みの読者の皆様にも、記憶のいちばん隅っこのほうに引っかかっていないかな?と思うんですが。私、乳がんになって最初に受けた標準治療の一環で、抗がん剤の投与を受けたんですね。そしたら、副作用で白血球が極端に減っちゃったんです。普通の人が4000~9000くらいある数値が、なんと500!!健康な人の1割程度しかなくなっちゃったんです。マイ白血球。

これは怖かったですよ~。毎日がコロナ状態。ちょっとした感染症が命とりになりかねないので、家にいるしかないわけです。玄関先と部屋の前にアルコール消毒液を置いて、外から帰ってきた家族には、まず手洗いとうがい。そして、私の寝室に入る前には手にアルコール消毒!!

……こうして書いてみると、本当に酷似していますね。現在の状況と。

まあ、感染症の予防なんて、結局できることは一つしかない、ということなんでしょうね。

あっ、ちなみに、身の回りにある物でいちばん汚いのってなんだと思いますか?ウチの上の娘は医学生なんですけれど、教授にこう言われたそうです。

「キーボードは便座の10倍汚いと思え」

会社の共有のPCとか、図書館の端末とか、複数の人が触れるキーボードって雑菌だらけだそうですよ。今回の一連の報道の中でも、休憩室に置いてあった共有のタブレットの画面から複数の看護師さんが感染したとか……。仕事中なら、十二分に感染に注意している看護師さんたちも、休憩中は気が緩むよね~~、といたく同情しました。

スマホの画面も、けっこう汚いとよく言われますよね。すごく今の時代らしい感染源だなあと、なんだか感心すらしてしまいましたよ。

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