コラム 乳がん母さんの明るい共病30|岡江久美子さんの死、絶対避けたい医療崩壊~その1~

日本には、「泰然自若」とか「自己責任」とか「弱肉強食」とか「右折禁止」とか、いろんな四文字熟語がありますが、マジで今、私がいちばん恐れているのは「医療崩壊」です。

ええっと、それまで病気らしい病気をひとつもしたことがない、運動不足と高めの体脂肪率だけが(←えっ?)ちょっと玉にキズだった私が、突然の乳がんの告知を受けて、もう8年目に突入いたしました。毎回、しつこい自己紹介でごめんなさい。

これまでのお話は~コチラ~。

病気とも共存できる、医療さえ側にあれば

2週に1回のこの連載、実はもう30回目なんですが、けっこう私、同じ事を繰り返し繰り返し書いてますね!?自覚はあるんですよ。でも、「これって大事だよなぁ」と思う事は、何度でも書いちゃいます。そりゃもう、しつこく。ねちっこく。

でね、この連載の最初からず~~~っと私が言っているのは、「あんまり心配しなくてもいいよ」です。「病気になっても大丈夫。けっこう明るく生きていけます」とか。

でもそれ、医療が機能している前提の話ですよね。

「老後は何もない南の島でのんびり暮らしたいわ~」とか、思うことありませんか?私なんてしょっちゅう思ってますよ。なんなら「仕事をしなきゃ」と立ち上げたはずのPCでリゾート物件の検索を始めて、気づいたら1日が終わっていることもあります(←ダメな大人の典型)。

だ~け~ど~、わかってます。無理なんですよ。

大病を経験して、定期的な検査と、ずーーっと続く服薬を必要とする私のような人間は、病院と離れて暮らすことができません。

インターネット環境とAmazonさえあれば、どんな田舎でも暮らせるような気はするけれど、そういう場所にはまず病院はないのです……。シクシク……。

医療が機能していて、わりと通いやすい場所にあれば、私みたいながん患者でも、けっこうフツーに楽しく生活はできます。

岡江久美子さんの訃報

……と、ここまで書いたところで、女優の岡江久美子さんの訃報が飛び込んできました。マジか~~!? まだ63歳!!お若い!!

もう、私の周囲の友人たちは大騒ぎですよ。

「『はなまるマーケット』で、ヤックンと一緒に司会してたよね。嫌味のない明るいお人柄が大好きだった!!」

「連想ゲームでレギュラー仲間だった大和田獏と結婚したんだよね。頭がよくて。私も好きだった~~!!」

報道された記事を読むと。発熱してからわずか3日で容態が急変し、ICUに入ってコロナに罹患している事が確認され、手を尽くしたもののその甲斐なく、発熱から20日後に亡くなられたと……。

「そんなに急に重症化するもの?コロナ、怖い!!」

志村けんさんのときは、悲しいけれど他人事だと思っていたアラフィフの友人たちが、今回は大パニックですよ。

待って、待って。ちょっと待って。

よくよく記事を読んでみたら、岡江久美子さん、初期の乳がんだったそうで……。

昨年末に手術を受け、今年の1月半ばから2月半ばにかけて放射線治療を受けていた、と。あああああ~~~……。それはちょっと……、年齢だけでは区切れないよね……。

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