コラム 乳がん母さんの明るい共病32|緊急事態宣言が解除されてもステイホーム継続中…コロナ禍のがん患者の日常~その1~

3月からのステイホームで「今年は桜を見逃した~~」と思っていたら、なんともう初夏だそうですよ。ビックリです。

「もしかして時間泥棒の被害にあった?」と疑いたくなるほど、時間も季節もぶっ飛ばされた感がありますけど、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。

私のこんなコラムなんて誰も覚えちゃいないと思うので、久しぶりに自己紹介しますね。

2013年の春に、健康診断で何も問題なし、オールAの結果をもらった私。でも、「なんだか違う気がする……」と違和感を感じて、乳腺外科のある近所の病院へ。いきなり、「ステージ2の乳がんです」という診断をもらいました。

いや、「オールA」の意味って???

そこから7年ちょっと。放射線、抗がん剤、ホルモン治療など、一通りの標準治療を乗り越えたけれど、途中でちょいちょい転移が見つかり、それが合計3回ほど。たぶん、これからも転移と治療を繰り返しながら、だましだましでざっくりと寿命あたりまで生きられるといいなあ……、というのが私の現在進行形ヒストリーです。

これまでのお話は~コチラ~。

「基礎疾患のある人」です

そんなところに降ってわいたような、今回のコロナ騒動なわけですが。

病気持ちの私は当然のように「基礎疾患のある人」に入ります。特に私は転移先が肺とその周辺に多かったので、いろんな薬を飲んだし、肺の近くに放射線治療とかもしています。普段から主治医には、「風邪をひかないように気をつけて。風邪をひいたら、この肺の状態だと肺炎になりやすいし、すぐに重症化しやすいよ」と脅されているので。ましてや新型コロナ肺炎だなんて、アナタ!! まったくシャレになりませんよ。

なので、「ステイホーム」と言われば、ホイホイと従いました。素直かっ。

3月の頭あたりから、私はほとんど外出していません。本当に必要最低限の外出だけ。

でも、日本全体がステイホーム状態なので、今まででは考えられなかったような業者さんや生産者さんが格安でネット通販を始めてくれたりして、まったく不自由はなかったですね。それどころか、高級食パン屋さんとか人気のハンバーグ屋さんが秘蔵のレシピを公開してくれたりもして、なんなら今までよりも生活の質が上がったのでは?くらいの勢いでしたよ。配送業者の皆さんには、マジでありがとう!!

でね。緊急事態宣言が解除され、「多少の外出も、そろそろいいんじゃない?」となったわけですけど、私は変わらず、家から出られませんでした(涙)。

というのもですね。ステイホームの最中から、私、咳が出始めたんですよ。そりゃもう、コンコンコンコンとしつこい咳です。いや、キツネか?と。自分で自分に「油揚げでもお供えしようか?」と。

「ちょっとこれ、マジでやばいんじゃね?」と思いましたよね。

でも、多くの皆さんがそうだったと思うんですけど、この時期、セキが出るというだけで病院の外来窓口に行くのは、ためらわれました。

「そうだ。発熱もセットになったら行こう!!」と決めました。

……とは言ったものの、発熱の基準ってどのくらい?コロナの流行の最初の頃は、37度5分以上が4日というのが目安でしたよね。途中からその条件は解除されたけども。

もうね、測りましたよ。毎日毎日。なんなら5分おきくらいに測りました。しかし、ビミョ~でした。ウチの安い体温計では、右と左のわきの下で平気で1度くらいの温度差が出てしまい、はて、恒温動物の定義とは?ってところから悩みました。

まあでも、平均したらほぼ平熱。おそらくコロナは関係ないな、と思いました。

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