コラム 乳がん母さんの明るい共病38|がん患者歴8年目、今現在の治療状況は…?~その2~

で、前編では、私が今飲んでいる薬について書いたわけですけども。

~その1~はコチラ

いやもう、しつこいようですが、これって本当に2020年度、乳がん生活8年目、転移を3~4回繰り返している私の「今」の治療であって、そのまんま誰かの治療にあてはまるわけではないので、そこだけは勘違いしないでいただきたいと、強く、強く、ほんっと~に強く念を押しておきます。

当の本人(私)にしたって、その時々で治療方法は違うわけですから。ましてや他人をや、ですよ(←反語)。

低空飛行の現状維持状態

さて、前編では、「低空飛行の現状維持状態」と書きましたが、これもいつひっくり返るかわかりません。

3か月に1回の検査の後の、最初の診察では毎回ドキドキします。

「う~ん、あんまりよくないねえ。ここに新しい何かがぽちっとできてるの、わかる?」みたいな事を言われるわけですよ、画像を見ながら。

私は過去に何回かそんな事を言われたわけですが、いや、言われた瞬間のガックリ感ね!!懐かしのゲーム『桃太郎電鉄』でゴール寸前にキングボンビーがくっついちゃった瞬間みたいな、オーマイガッ!!状態です。

もしも新しくがんが転移していれば、放射線治療とか、下手すると抗がん剤治療ですからね。そこまでじゃなくても、数値が悪くなっていれば、「薬を変えましょう!!」って、新しい治療が始まります。

……えぇっと、これ、勘違いしている人がとってもとっても多いので、書いておきますが。

たとえ同じ病気で同じような進行度合いの人がいて、同じ治療をしたとしても、効果まで同じように出るとは限りません。やっぱりね、個人差ってあるんですよ。同じ病気で同じ薬を使ったとして、よく効く人がいれば、そうじゃない人もいる。そこはもう、やってみないとわからないわけです。

もちろん、「この病気にはこの治療法」っていうガイドラインはあります。世界レベルで決まっています。いわゆる「標準治療」と呼ばれるものがそれです。

この連載の最初のほうで何回も書きましたが、標準治療って何かというと。「科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療であることが示され、ある状態の一般的な患者さんに行なわれることが推奨される治療をいいます。」(国立がん研究センターのHPより)

つまり「ちゃんとした治療」のルールブックみたいなものですかねえ。いや、語彙力!?

乳がんなんて、ほんっと世界中でイヤってほど患者さんがいる、めっちゃポピュラーな病気ですから。症例は多いし、研究も進んでいます。なので、「こっちの薬が効かなければ、あっちの薬はどうだろう?」ができるんですね。それは本当にありがたい、ラッキーな事だと思っています。……病気になってラッキーもないものですが。

低空飛行でも、飛び続けられればいいんです。
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