こんにちは。ただのヲタクこと、あくにゃんです。
ぼくは、K-POPやジャニーズ、ジャニーズJr.などの男性アイドルのことを1日中考えては、熱狂的にも批評的にも、こよなく愛するヲタクです。

あくにゃん近影。
先日、ジャニー喜多川さんの訃報が耳に入りました。
今、テレビに映るデビュー組はごくわずかで、実際にはジャニーズJr.が100人以上はいて、かつ辞めていった人も合わせればかなりの数の人が、ジャニーさんに見出されたことで、この芸能界に入っているという事実は凄いことだなぁと改めて感じました。
このジャニーさんの持つ『審美眼』を、ヲタクも持ち合わせたていたら、ヲタクも幸せになれるんじゃないのか?と、いつもポンコツアイドルに惚れては悲しい思いをしているぼくは思うので、今回は『審美眼』について書いていきます。
独特の採用基準『You残っちゃいなよ』
よく聞くのがオーディションは落ちてしまったのに、ジャニーさんが『You残っちゃいなよ』と言って、合格になるパターンの話です。
合格はまだしも、実際にそこからデビューにまでたどり着けた方もいるので、本当にすごいことだなぁと思います。
何を見ているのかは分かりませんが、光るモノだけではなく、“礼儀”の部分も見ているという噂があります。
この社長が決定権を持つ方式は、実は珍しくなく、他の芸能事務所であっても「最終判断が社長」という会社は多く存在します。
甘い顔が多い事務所や、シュッとした顔が多い事務所など、なんとなく事務所によって、系統がパターン化されているのが分かると思います。
『めっちゃスターダスト(※)顔だね!』って言ったら本当にスターダストだったこと、3回位あります(笑)。
(※)芸能事務所スターダストプロモーションのこと。
各事務所の社長が何を見て選んでいるのかは分かりませんが『原石感』や『愛嬌』など、事務所によって重視する項目も様々な印象です。
みなさんは、「イケメンかどうか」に+@で何を重視していますか?
博打打ち的な要素もあるのか?
おそらく、一般の我々がJr.の採用を任されたとしても、何を基準に選べば良いのかは分からなくなると思います。
もちろん皆さんの中でも「この子は売れる!」と思った子が売れた経験はあると思いますが、推しが消えていった経験もあると思います。
さらに、我々は同時期に推しが何人もできるわけではないですし、1年に新しく触れられるイケメンなんて、趣味レベルでは限られてしまうので、売れたか売れないかのサンプル数が、かなり少ないです。
さらにJr.の場合は、幼少期の姿に惚れたとしても、急に身長が大きくなったり、エラがはって男性性が強くなったりと顔や骨格が大きく変わるので予想も難しそうです。
ですが、ジャニーさんは半世紀もこの“採用活動”をしているので、感覚的な部分はもちろん、検証→結果の評価→反省→さらに次に活かす、といったサイクルをかなりの数、回してきているのかなぁと思います。感覚と実績があるので絶対敵わないわけです。50年はかかるわけですよね……。
ジャニーさんといえば、時に“トンチキ”とも言われる斬新な舞台演出や、ネーミングセンスが話題にもなりますが、実際には、やっぱり採用面で強烈に発揮されていたであろう審美眼を持っていたことが最強の武器だったのかなと考えてしまいます。

“なに”を重視するかは、芸能事務所によって違うよね。