コラム 【ヲタクのきもち】みんなに優しいアイドルのファンになって、逆にツラくなった話

ついに、ファンサマシーンに認知される

そこから通いまくり、「ぼくはあなたのファンだ」と伝え続けたある日の公演で、「客席降り」がありました。

上手と下手に分かれていて、基本的にアイドルは自分が歩く通路にいる人を対象にハイタッチをしていくのですが、ファンサマシーンはあっち行ったりこっち行ったりするんです。

会場にいる全ての自分のファンを回収に行く様は、「ファンサルンバ」って感じでした(笑)。

もちろん、ぼくのところにも笑顔で駆け寄ってくるので、普通に「え、かわいいいいいい」と、声に出してしまいました。

でも、みんなに優しいのが許せなくなってくる

自分が、かまってもらえるコトは良いのですが、ある日、急に、他のファンの子にも構っているコトが気になりだしました。

自分がセンターからズレた位置に座ると、露骨に分かるんですよね。

「あ~、今センターにいる子と目を合わせているなぁ……」とか……、

後方の席だと、ファンサされている子の反応まで見れちゃうんですよねぇ……。

もちろん、数分後には自分もファンサされることは分かっているのですが、なぜかものすごくやるせない気持ちになりました。

誰にでも良い顔をしていて、誰にでも優しくて、でもそれって、誰にでも優しいってコトなのなのかな……。まぁ誰にでも優しいってコトか?

と、ぐるぐるしだすんです。ぼくの場合は、なぜか公演中のみ、ずっとぐるぐるするんです。

もちろん、ファンサも素でやっているワケではなく、「努力の結晶」だと思うんです。

ファンサをしないアイドルがたくさんいる中で、本当に偉いと思うんです。

だから、なおさら、みんなにファンサをしている素晴らしいアイドルですら、許容できない自分に、今度はものすごく悲しくなったのを覚えています。

アレほどファンサをしないアイドルに嫌気が差していたのに、いざ、ファンサをしまくるアイドルを目にしたら、今度はまた違う不満を言う……。

人の欲望って、本当に尽きないんだなと思いました。

まとめ

ヲタクは、「欲望とうまく付き合う方法を知っていく機会」のような気もしています。

本当は推しともっとしゃべりたい!もっとチェキを撮りたい!でもお金がない!

こんなコトを繰り返す中で、欲望をコントロールするのが少しはうまくなった気もします(笑)。

今では、落ち着いてファンサマシーンの彼を見ることができるので、

耐性や慣れ(もしくは諦めとも言う)って、行きていく上では本当に重要なんだなぁと思います。

ぼくは、これからも、一生懸命アイドルをしている推しを邪魔しないように、ヲタ活に励みたいと思います。

みなさんも、推しと、推しあわせに~。

どっちにしろってやつですよね(笑)。

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