コラム 【アプリ婚・妊娠出産編】心のどこかで“自分は子供を持つ資格が無い”と思っていたこと~その2~

私は自分の幼少期の話はごく一部の人にしか話したことがありません。高校1年生になるまでは、誰一人にも話したことはありませんでした。だいぶはしょってオブラートに包んで描きました。自分の家族はきっと普通の家族じゃないのだろうなと思っていたので、『結婚しても普通の家族がわからないから、きっとうまくいかない』と幼い頃から心のどこかで思っていたように感じます。

結婚した今でこそ、“普通の家族”なんてどこにもいないとわかりましたが、幼い頃はテレビで目にする“普通の幸せな家族”を見るたびに、『自分と同じような子供を増やしてはいけない』と、使命感にも似たような思いがあふれていました。

前編で書いた“自分は子供を持つ資格が無い”と思っていた根幹の原因は、やはり自分の幼少期の体験だったと思います。

独身時代は、日常生活で特に出産について考えることも無かったので、その呪いも表面化すること無く、普通に暮らしていました。それが、結婚を気にむくむくと表面に出てくるようになりました。もはやトラウマというよりは、“呪い”と言った方がしっくりきます。

今回こうして書いてみたことで、『もう20年も前の話なんだから、そろそろ“呪い”から解放されても良いのかな』と、ようやく思えるようになりました。

過去に向き合ったことで、大人になった私が幼少期の自分を救済できたような気がしました。

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