コラム 【アプリ婚・妊娠出産編】妊娠前の“思いこみ”と、妊娠後の“現実”~その1~

こんにちは、新里 碧(にっさと みどり)です。現在35歳で、2016年10月まで広告代理店でOL をしていました。2017年2月にお見合いアプリで出会った男性と結婚し、今年2月に出産をしました。

結婚するまでは、仕事と趣味に没頭する日々で、彼氏こそ欲しいなと思ってはいましたが、結婚に関しては「世間的には、いつか結婚をした方が良いのかもしれない……」とぼんやり思うくらいで、ましてや出産に関しては「いつか私も出産するような日が来るのだろうか……」と、まるで遠い世界のことのように思っていました。

それゆえ知識も浅く、いざ出産するとなったら驚きの連続でした。

妊娠出産編では、自分の体の変化、周囲とのギャップ、仕事と出産の悩みなどを自身の体験を元にご紹介していきます。

もちろん妊娠出産に関しては、体の変化も人それぞれですし、考え方も様々なので、あくまでも私自身の一体験として読んでいただければと思います。

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結婚後ようやく、「そろそろ子供を持っても良いのでは?」というマインドになった私ですが、その後、いろいろと間違った思いこみをしていたことに気がつきました……!

妊娠したらアカン!と思い込んで20年

今までずーっと妊娠しないように頑張ってきたのに……。

中学生の頃、学校の保健の授業でさらっと教えられた性と妊娠・出産のお話。

女子校だったせいか、本当にさらっとしか教わっておらず、具体的に何を学んだのか一切思い出せません。とにかく、“妊娠したらアカン!”ということと、“女性は自分の体を守るために避妊をすべし!”ということだけが頭の中に叩き込まれたのでした。

“妊娠したらアカン!”という恐怖訴求から、妊娠=怖いもの、いけないもの、不良、非行……というように連想され、いつしか妊娠することは悪いことのように思い込んでいたフシがあります。

そう思い込んで20年。いきなり「妊娠するぞ!」という状況になっても、「え?ほんとうに妊娠して大丈夫なの?悪いことじゃないの?」と心のどこかで思っている自分がいました。

避妊をやめたら、すぐに妊娠するわけじゃない!

「よーし、かかってこい!」と思ったけど……。

あれだけ悪魔払いのごとく、20年もの間、妊娠を拒絶していたのだから、「きっと避妊をやめたらすぐに妊娠してしまうのだろう!」と思っていました。

しかし、避妊をやめてもいっこうに妊娠せず、1年ほどが過ぎました。

「なかなか妊娠しなくて病院に行ったら、排卵がうまく出来てないことがわかって……。半年妊娠しなかったら相談に行った方がいいと思うよ」という友人の言葉が頭をよぎり、うっすらと“もしかしたら不妊かもしれない”と思いはじめていました。

そんな中、夫と今後のことをいろいろ話し合うタイミングがあり、家を購入しようという目標を立てました。

「子供もいつか産まれるかもしれないし、このままフリーランスを続けるよりも企業に再就職して、毎月安定した給与が支払われる環境に身を置いた方が良いのかもしれない」そう思い、フリーランス3年目にして再就職活動をはじめました。

「就職先が決まって落ち着いたら、不妊の外来に相談しにいってみよう」と思っていました。

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