こんにちは、新里 碧(にっさと みどり)です。現在35歳で、2016年10月まで広告代理店でOL をしていました。2017年2月にお見合いアプリで出会った男性と結婚し、今年2月に出産をしました。これまでのお話はコチラ。
結婚するまでは、仕事と趣味に没頭する日々で、彼氏こそ欲しいなと思ってはいましたが、結婚に関しては「世間的には、いつか結婚をした方が良いのかもしれない……」とぼんやり思うくらいで、ましてや出産に関しては「いつか私も出産するような日が来るのだろうか……」と、まるで遠い世界のことのように思っていました。
それゆえ知識も浅く、いざ出産するとなったら驚きの連続でした。
妊娠出産編では、自分の体の変化、周囲とのギャップ、仕事と出産の悩みなどを自身の体験を元にご紹介していきます。
もちろん妊娠出産に関しては、体の変化も人それぞれですし、考え方も様々なので、あくまでも私自身の一体験として読んでいただければと思います。
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昨年の10月15日から22日まで、遅い夏休みとしてかねてから計画をしていたこともあり、フランスのニースとカルカソンヌへ海外旅行に行きました。一般的に“安定期”と呼ばれる妊娠5か月の頃でした。
妊娠中の旅行、ましてや海外旅行は、万が一のことを思うと行かないに越したことは無いと思います。
今回の記事は、妊娠中の海外旅行をオススメする記事でもハウツーを紹介する記事でもありません。
私が妊娠中に海外旅行へ行った体験を、一個人のケースとして書いたものですので、読み物として読んでいただければと思います。
そもそも、なぜ海外旅行に行くことにしたのか?
世の中的に非推奨ムードの妊娠中の旅行。「妊娠中に海外旅行に行って楽しかった!」などとSNSに投稿しようものなら、炎上まちがいなしです。
もちろんそれは、お腹の赤ちゃんに多少なりとも危険があるからなので、当然のことだと思います。体調が良いとは言え、想定外のことが起きるのが妊娠中の体です。
私自身、海外旅行を検討した時、体のこと(お腹の中の赤ちゃんのこと)で不安が全くなかったかと言えば嘘になります。
それでも最終的に行くことに決めた理由はいくつかあります。
理由1、旅が好きなので、行けるうちに行きたかった
旅のライターを自称するくらい元々旅行が好きで、仕事で大きなプロジェクトが終わった節目などに年1~2回は海外に渡航していました。妊娠が発覚した時、産後しばらく海外旅行には行けないのではと思い、安定期での渡航を検討しました。実際に産後7か月の現在、海外に行けるかどうかと言われると、私と子供の様子から考えると近場なら行けそうかも?という状態ですが、いかんせん産後は何かと物入りで家計は火の車……。以前のように、「行きたい!行くぞ!」とはならないのが実状です。
理由2、妊娠中の旅行を自分で体験して記事に書きたかった
妊娠中の海外旅行について色々調べたのですが、はじめにも書いた通り妊娠中の海外旅行は炎上しやすい話題のためか、「私が実際に行ったらこうでした」という体験談があまり見つかりませんでした。自分の体とお腹の状態が良く、もし可能であれば、実際に自分で体験したうえで、ライターとして記事に書きたいと思いました。
理由3、身近な人で妊娠中に海外に渡航した経験がある人が数人いた
妊娠前に手配をしてしまっていたため、妊娠初期に韓国へ旅行に行った友人と、安定期〜後期の頃に仕事でハンガリーへ出張に行った友人がいました。なので、どういうトラブルが想定されるのか、事前に何を準備すれば良いのかなど相談をすることが出来ました。
ちなみに、その友人2人が出産した病院と同じ病院で私も出産しました。
理由4、母子ともに体調が良好だった
この後に詳しく記載しましたが、最終的には主治医の先生の意見を参考に、旅行に行くことを決めました。
理由1と2は私の欲求ですが、無理をしてでもやらなくてはいけないことではないと思います。
主治医の先生の診断を受けて、行くかどうか最終判断をしました。