【アプリ婚・妊娠出産編】赤ちゃんが苦手だった私のその後~その1~

【アプリ婚・妊娠出産編】赤ちゃんが苦手だった私のその後~その1~

こんにちは、新里 碧(にっさと みどり)です。現在36歳で、2016年10月まで広告代理店でOL をしていました。2017年2月にお見合いアプリで出会った男性と結婚し、2019年2月に出産をしました。これまでのお話はコチラ

結婚するまでは、仕事と趣味に没頭する日々で、彼氏こそ欲しいなと思ってはいましたが、結婚に関しては「世間的には、いつか結婚をした方が良いのかもしれない……」とぼんやり思うくらいで、ましてや出産に関しては「いつか私も出産するような日が来るのだろうか……」と、まるで遠い世界のことのように思っていました。

それゆえ知識も浅く、いざ出産するとなったら驚きの連続でした。

妊娠出産編では、自分の体の変化、周囲とのギャップ、仕事と出産の悩みなどを自身の体験を元にご紹介していきます。

もちろん妊娠出産に関しては、体の変化も人それぞれですし、考え方も様々なので、あくまでも私自身の一体験として読んでいただければと思います。

☆☆☆

アプリ婚 妊娠・出産編の第1話でも書いたのですが、実はずっと赤ちゃんが苦手でした。

私が触ると赤ちゃんが謎の菌で死んでしまうかも……という、未知の存在との接触への恐怖と、自分の生まれ育った環境へのトラウマから母になることへの不安・恐怖を感じていたことが原因だとわかってはいたのですが、その苦手意識を克服できないまま妊娠、出産をしました。

「こんな私が赤ちゃんを産んで良いのだろうか……」

「生まれた赤ちゃんをちゃんとかわいいと思えるのだろうか……」

不安の中で迎えた出産とその後の葛藤、心境の変化を今回は描いてみたいと思います。

生まれた直後の赤ちゃんを直視出来なかった

産後お母さんのお腹の上に赤ちゃんを乗せることを“カンガルーケア”と言うそう。

無痛分娩で出産に臨んだはずが、結局痛くなり、何で痛いのか主治医に説明されるも理解できず、混乱したまま出産しました。

もうろうとした意識の中で、足元の方から「フギャー」という産声を聞いた瞬間、私の口から出てきた第一声は「本当に入っていたんだ……!出てきたね……」でした。

もちろん妊娠中の検診はきちんと行っていたし、エコー写真だってアルバムに毎回感想を記入してコレクションしていました。臨月には胎動だってボコボコ感じていました。

それなのに、自分のお腹から生命が出てくるなんて、どこか信じられない思いがあったのです。

そして産後いきなり赤ちゃんとのご対面、カンガルーケアが行なわれました。ぐったりと分娩台に横たわった私の体の上に助産師さんが「ハイ、ママですよ〜」と、おもむろに赤ちゃんを乗せました。

生暖かくて、うっすら見える姿はまだところどころに血が付いていて、まるで臓器が出てきたかのようで、怖くなって、直視できませんでした。

達成感こそあったのですが、疲労感が勝ってしまい感動する余裕はありませんでした。

「産声を聞いた瞬間、守ってあげなきゃって思った」とか「顔を見た瞬間、それまでの不安が消えて、思わず『かわいい』って言葉が出ちゃった」とか「母になったって実感して、涙が出たの」というような、感動の出産体験談でイメトレしていたので、「臓器かと思った」という私の本心に、自分自身がドン引きし、「こんな私が母になれるのだろうか……」という不安な気持ちに拍車がかかったのでした。

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