はじめまして、新里 碧(にっさと みどり)です。
2017年にアプリで知り合った男性と結婚をし、昨年2月に出産をしました。これまでのお話はコチラ。
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2015年に国連で開かれたサミットの中で「SDGs(Sustinable Development Goals)」が定められ、社会問題や環境問題への取り組みが注目されていますね。
“世界規模の問題”となると、自分にはとうてい何も出来ないこと、自分とは遠い場所で起きていることのようにも聞こえます。
私自身も妊娠出産を期に「環境の為に何かしたい!」と思いつつも、それまでの暮らしをいきなり変えることは出来ませんでした。
それでも、日常生活の中で自分の気になっていることや興味のあることから、“頑張らずに”取り組めることを始めてみました。
そんな私自身の体験を今回は紹介していきたいと思います。
まずは、そのいきさつから……。
いきさつ その1:妊娠発覚

2年前の夏、妊娠が発覚するとともに、食べ物への見方が大きく変わりました。
それまでは、食に関して気にすることと言えば「美味しいか?美味しくないか?」「太るかな?太らないかな?」くらいのものでした。
それが、突如「お腹の子どもに良いものかな?悪くないかな?」という見方に変わったのです。
添加物は入っていない方が良い?そもそも添加物って何?
野菜は産地やオーガニックにもこだわるべき?
スーパーの食品売り場を前に、私の頭は混乱してしまいました。
食品を選ぶこと、食べることがストレスになりそうな気がした瞬間、「でもハンバーガーも食べたい!」と心の声が。
何が入っているのか、どこから来たのか、食について学ぶことは大事だけれど、いきなり完璧を求めるのは今の自分には無理がある。
加工食品に入っているものは、わからないものもあるけれど、何が入っているのかは確認する。好きだった物をいきなり悪者に仕立て上げない。
そのくらいのゆるさで、“頑張らない”でも続けていけることから、まずは初めてみようと思いました。
いきさつ その2:産後

産後、ホルモンバランスの乱れなのか、一時的に「生きとし生けるものはみんなチャンチャン(子どものあだ名)」状態になりました。
自分がまるで母なる地球にでもなったかのように、地球上に生きるものすべてに優しくありたいと思いはじめ、また自分の死後、子どもが老後を迎えた頃の地球を心配しはじめました。
そんな極端な心境だった時期を過ぎても、「地球の為にちょっと良いことしたい」という気持ちは残りました。
たとえそれが「私は良いことしている」という自己満足だったとしても、わずかでも環境や社会の為に貢献出来るなら、まずはやってみようと思いました。