コラム ハーフアップも至近距離も怖くない! 白髪をあえて活かす「白髪ハイライト」がストレス減ですごくよかった

ライターの高木沙織です。

生まれてすぐの頃。産毛ホワホワの頭に1本だけ赤い髪の毛が生えていたと聞かされてから三十〇年。この目で赤い髪をとらえることは一度もなかったその代わりに……なのか、最近は見たくもないアイツがチラつくようになりました。

白髪のヤツめ……、ついにその姿を現し始めたか。

え? 「紅白の髪だなんて、縁起いいじゃん!」って、全然嬉しくないんですけれど。しかも、赤い髪はもうないから紅白じゃないし。それにしても、あー、白髪か。白髪ね……。こういうと白髪がちょっとかわいそうにもなってくるから、気が向いたときくらいは “白髪ちゃん”と呼んでみることにします。これから先、長いお付き合いをすることになるのだから。

みなさんは、白髪ちゃんとどう付き合っていますか?

側頭部の白髪ちゃん、いつからいたの?

あれは3年前の出来事。

忘れもしない『アニヴェルセルカフェ 表参道』で仕事の打ち合わせを終えたあとです。化粧室に行き鏡を見ると、右の側頭部にキラキラしたものが。

糸かな?なんて軽い気持ちでそのキラキラをつまみ、引っ張ってみたのだけれど。おかしいな……、ぬ、抜けない……。

「まさか、白髪!?」

嘘でしょ、嘘でしょって。なんど心の中で繰り返し、なんど鏡を見て、なんど髪をかき分けてその存在を確認したことか。その場にいるのが自分ひとりだったら頭を抱えてしゃがみこんでいたよね、きっと。

ちょっと大げさ? 白髪のなにがそんなにショックなのかって? うーん、ついに自分も大人のなかの大人になってしまったのね、と年齢を重ねてきたことを白髪の出現によってまざまざと思い知らされたからでしょうか。

当時の筆者は35歳。

“女子”という括りから外れなければいけないお年頃だとは思っていたけれど、なんかこう……。そこからどんどん離れていく自分に物悲しい気持ちになったんですよね。

いつもお世話になっている美容師さんいわく。

「女性の場合、30代後半から40代前半くらいの年齢になると7割くらいの人に白髪が出てくるよ」
 
えー……、そうは言ってもさぁ、認めたくないんですよ。抗いたいんです。どうしたら3割のほうに入れるの?

「あ、でも高木さん。この白髪結構長さがあるから半年くらい前からあったんじゃないかな」

まじか……(白目)。

これが白髪ちゃんとの出会いでした。

白髪対策、たくさんしたんだけどな……

黒かった髪が白髪になる原因には、年齢を重ねることや遺伝、生活習慣の乱れ、栄養の偏り、ストレスなどが挙げられるといいますよね。

加齢は避けて通れないし、遺伝はもうどうにもできないし。そういえば、祖母も母も若い頃から白髪が出始めたって言ってたっけ。おばあちゃん、お母さんには悪いけれど、そのレールにだけは乗りたくない。白髪は勘弁! 出来ることなら出現を少しでも遅らせたい!

そう思うようになったのは20代後半の頃で、睡眠時間は確保しようとか、髪にいいと言われるものは積極的に食べようとか。黒のすりごまと練りごまは今でも毎日食べているし。軽い運動を継続してストレスを溜めないようにしようとか、いろいろやってきた。

まぁこれは白髪対策が目的ではないけれど、『リフレッシュドライヘッドスパ』という資格を取って、自分の頭皮も毎晩揉んでいます。

それなのに!

「気にし過ぎはよくないよ。ちゃんと染まるから、大丈夫」

美容師さんの優しい言葉は風のように吹き抜けていったのでした。

1 2