コラム BAが見た、女の世界|貯金目的の節約弁当にも「意識高い」レッテルを貼られ、涙

ライターの高木沙織です。

「月に1~2万円でもいいから貯金しておきなさい」、社会人として働き始めたばかりの頃、親からこう言われていました。

これ、今となっては心からそうしておけばよかったと思っています。つまりは“していなかった”ということなんですが(20代半ば頃)、タイムマシンがあったら1〇年前に戻って当時の私に5時間くらいかけてプレゼンしたい。

だって、毎月1万円×12カ月×1〇年(働いてきた年数)=200万円近く貯金できていたんですよ。ううん、臨時収入や賞与なんかがあればもっと増えていたことでしょう。

あ、今「貯金が苦手な人なんだね」と思いました? 実は私、社会人1年目で100万円貯めていたんですよ(ちょっと自慢)! 

新人BAのお金事情

社会人になった私の就職先は外資系化粧品会社。BA(ビューティーアドバイザー)として、空港の免税店で働いていました。雇用形態は契約社員。

月のお給料は手取りで18万円くらいだったと記憶しています。20歳そこそこの新入社員の給与としては、一般的?なのではないでしょうか。

そうそう、当時の私は実家暮らしをしていて家賃や光熱費の支払いもなく、親からは「家にお金を入れなくていいから、その分貯金しなさい」とありがたい言葉をかけてもらっていたんですね。朝と夜の食事は用意してくれていたし、だいぶ大人になった今振り返ると感謝の気持ちでいっぱいです。

そのおかげで、使うお金は昼食代や携帯料金の支払い、衣類、交際費くらいでしょうか。あ、美容にかかる費用を忘れていました。これはね、スキンケア・コスメともに自社商品は社員割引(社割)がきいたので当時は定価の半額以下で購入することができたんです。毎月購入するものだからかなり助かっていました。

そんなわけでいただいたお給料の半分近くは手元に残るという暮らしをしていたんですが、ある目標のために「まずは100万円貯めよう!」と……。

2度目の留学費用は自分で!

100万円の使い道。

それは、海外留学のための費用です。もちろん、航空会社で働くための語学留学が目的なのですが、もう空港という職場の環境があまりにも「一日も早く航空会社で働きたい!」「海外に留学して勉強したい!」という欲を刺激するものだから……。

入社からほどなくしてお金を貯めようと決意していました。

「働きながら採用試験を受けるけれど、決まらなかったら留学!」って。

ちなみに1度目の留学は学生時代。親が費用を出してくれたのでちょっと気が緩んだところもあったけれど、自分で稼いだお金で行くわけだから意識がまるで違います。

なんだか今の私よりも昔の私の方がしっかりしているような……、気はしますが。まぁそこは私なので、期待を裏切ることなくこんな出来事に見舞われたのでした。

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