コラム 愛猫を眞栄田郷敦さん似の猫系彼氏と妄想したら…現実に戻れなくなった

ライターの高木沙織です。

気まぐれでクールな猫系男子、人懐っこくて甘えん坊な犬系男子。「どちらの男性が好み?」、こんな会話ってしたことあります? 筆者もね、つい先日しました。だけど、その場ではどちらもしっくりこなくて。「太宰治さん的なところのある、キレイなゴリラかなあ」なんてお茶を濁したのでした。……が、どこかモヤモヤ。

頭がカチコチに硬いのか、「猫系、犬系って、それは本当に人間に当てはめて考えることができるのか」と。ヒトじゃなくて猫ちゃんだから、ワンちゃんだからいいんじゃないの?

そこで、試しに我が家の愛猫・小虎(ことら)を彼氏だと想定して、半日デートしてみました。

駆り出される小虎氏

猫を彼氏に選んだ理由

猫系・犬系男子論争。

二択なら、猫!です。というのも、これまでワンちゃんとは暮らしたことがないんですよね。だから、想像でしかないのですが、誠実、忠実、愛情表現が豊か。

― 犬系男子の場合

筆者:「ただいまー!(玄関ガチャ)」
犬系男子:「おかえり、おかえりー!待ってたよ、帰ってきてくれて嬉しいなあ(筆者のまわりをウロウロ)」

こんなイメージ。ほんわか幸せなのだけれど、無垢な気持ちにどう応えたらいいのかわからない。

対する猫系男子は、気まぐれでつかみどころがなく、自由奔放。ルールに縛られるのが嫌いで、グイグイこられたくない。けれど……。

― 猫系男子の場合

筆者:「ただいまー!(玄関ガチャ)」
猫系男子:「あ、おかえり(一応出迎えるけれど、スタスタと自分の作業に戻る)」

ここ、ポイント! 去っていくときに、しっぽでファサッと触れてくるんです。人間でいったら、頭ポンポン? 本当はちょっと嬉しいくせに、クールに振る舞うこの感じ……、好き。

そんなわけで、猫を選んだのでした。

はい、すでに妄想は始まっています。

すみませんが、外見は眞栄田郷敦さんで!

今回の彼氏は、愛猫の小虎です。

彼は今、猫年齢で4歳。ヒト年齢だと、約32歳。6個下かあ。だけど、うん。これはこのまま活かしましょう。going my wayな年下彼氏、一度付き合ってみたかったんです。

次は職業ですかね。うーん、小虎の顔を見ていると、アイラインくっきりのヴィジュアル系バンドのメンバーしか思いつきません。ゴールデンボンバーの喜矢武豊さんみたいな。ですがここは、筆者の憧れの職業・図書館司書でいきたい。ほら、猫って置いてある本の上で寝たりもするじゃないですか。きっと、本が好きなはず。……え?

そして、恐れ多いのですが、外見は眞栄田郷敦さんでお願いします!

いや、『プロミス・シンデレラ(TBSドラマ)』の眞栄田郷敦さん良すぎません? はじめは俺様ライオン系だったのに、6話以降の恋する男子の健気さと不器用さよ。生まれたての小鹿か! か、カワイイな……。

そこへもってきて、あの外見ですよ。特に、目! 圧倒的目力、セクシー。

というわけで、眞栄田郷敦・小虎とデートをしてきたいと思います。

ランチデートのはずが、彼氏が遅刻してきておうちでまったり

この日は、2週間ぶりのデート。

前から楽しみにしていた老舗のビストロでランチ……、の予定なのに、当日の朝に送ったLINEは約束の2時間前になっても未読のままです。

(あーこれ、いつもどおりまだ寝てるパターンね! 本当によく寝るよね)

★猫の習性その①……1日14時間ほど寝る

そこで、電話をして彼を起こすのだけれど、待ち合わせ場所にはなんと30分も遅刻。本当なら文句のひとつでも言いたい、でも言えない!

だって、歩いてくる姿がなんかオシャレなんですもん。しかも、身だしなみバッチリで格好いいし。眼福、眼福……。

★猫の習性その②……動きがしなやかで、キレイ好き

郷敦・小虎:「ごめんね、待たせちゃって。あのさ、ここ(ビストロ)で食べていくんじゃなくて、何かテイクアウトしてうちでご飯にしない? そのほうがゆっくりできるよ」

(いやいやいや、遅刻してきてそれはありえん! でも、郷敦だしな。ってアレ?)
※ “郷敦”って呼んでみたかったんです、ごめんなさい。

★猫の習性その③……人がたくさんいて賑やかだったり、新しい環境・知らない場所が苦手

★猫の習性その④……そのとき自分がやりたいことに走りがち

結局、郷敦・小虎の家で筆者が料理を作ることに。

すると、郷敦・小虎は何とも楽しそうに待っているではありませんか。しかも、出来上がった料理は美味しそうにペロリと完食! 作りがいがあるってものです。

★猫の習性その⑤……ご飯は猫の五大楽しみのひとつ(食べる・寝る・遊ぶ・窓の外を眺める・飼い主さんとのコミュニケーション)

さて、食事のあとは、ふたりの共通の趣味でもある読書タイムです。日当たりの良い窓辺のソファーに並んで座って、かるーくちょっかいを出すも……。

無言でスッと身を引く郷敦・小虎。

★猫の習性その⑥……構われたくないときがある

それなのにその20分後、膝枕を求めてくる郷敦・小虎。たまらん!

★猫の習性その⑦……急に甘えん坊

からの、昼寝(しばらく起きないやつ)。

寝ている郷敦・小虎に毛布をかけて、その上からポンポンするのって幸せ。そんな気持ちで、その場を去るのでした。

うーん、郷敦ったら自由人。でもいい、郷敦だから。

いやはや、猫系男子とは。なんとも愛おしいものです。

あれ、これって猫系男子というか、ただの猫の話では? もしくは、眞栄田郷敦さんとデートをするという妄想……。

小虎(リアルな方):「ニャーン!」

あ、郷敦・小虎が呼んでる! 何をおいてもいかなくては(原稿もおいていかなくては)。

筆者:「はい、郷敦(!?)。おやつだよー!」

これは筆者、猫系男子と付き合ったら、フワモコなお尻の下に容易く敷かれてしまいそうです。

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プロフィール

ライター/ヨガインストラクター高木沙織

「美」と「健康」には密接な関係があるため、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。野菜や果物、雑穀に関する資格を複数所有。”スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ヨガでは骨盤ヨガや産前・産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスでボディーメイクをサポート。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。近年はエッセイの執筆にも力を入れている。