コラム 「おばあちゃん、また食べてる!」若々しい秘訣は驚愕の1日5食にあり!?

ライターの高木沙織です。

“おばあちゃんち”への移住3日目にして、早くも枕を濡らした筆者(そのお話はこちら)。そもそも、ここがホームのような場所でもあるというのに、ホームシックにかかるものなの?

「家族と暮らしたい!」
「自然に囲まれたい!」
「農業に興味がある!」

こんなふうに希望や目的を持って引っ越してきたのに? それでも、親しい人たちと気軽に会えなくなってしまった寂しさは、思っていた以上にこたえるものだったようです。

しかも、早い段階で寂しくなっちゃったから、先が思いやられまくり。

だけど、どんなに寂しくたって腹は減る! ググー、ゴゴーと唸るお腹を静めるために台所へ向かうと、何やら人の気配が。そこにいたのは…?

ブレないルーティン

おばあちゃんちでの生活4日目。

前日のオンライン飲み会での夜更かしとホームシックによる気だるさから、這うようにしてダラダラ・のそのそと布団を出たのは朝の8時前。

体を動かした瞬間から、お腹がググー、ゴゴー。 

どんなときでも食欲だけはあるんだよなあ…と、台所へ向かうと、すでに朝食を済ませたおばあちゃんがテレビの前にスタンバイしています。

テーブルに置いてある湯呑みからはお茶が湯気を立てていて、ずいぶんと優雅な朝を迎えている様子。

おばあちゃん:「おはよう。何だ、沙織は朝からずいぶんまん丸な顔して、ハハハハ」
筆者:「…おはよう。いや、昨日飲んじゃってさあ。おばあちゃんは…、何かいい感じだね」

するとそこへ、GReeeeNの「星影のエール」が流れ、当時放送されていたNHK連続テレビ小説「エール」が始まると、おばあちゃんの動きとは思えない速さと勢いで顔の向きをグリンッ。

その動き、すごっ!?

何か、とんでもないものを見てしまったような…、そこで気を取り直して。

筆者:「へえー今の朝ドラって、窪田正孝さんが出てるんだ!」
おばあちゃん:「ああん?」
筆者:「いや、この俳優さんがさあ…」
おばあちゃん:「(かぶせ気味に)ああっ?」

はいはい、邪魔ね。さっきまで筆者の顔を見て笑っていたのに、切り替えの早さときたらさすがです。

だから筆者も、できるだけうるさくしないように、咀嚼音を立てないことに全集中。まだ硬さの残る漬け物をおにぎりで流し込むという荒業に(絶対に真似をしないでください)。

そして、その隣には、同じく全集中の呼吸で朝ドラを観るおばあちゃん。放送が終わると、会話の途中だったことなんてお構いなしにサッと立ち上がって、湯呑みを洗い、キビキビと農作業に取りかかるのでした。

そういえば、朝ドラを観るときは昔からこうだった。ブレないおばあちゃんです。

それから2時間後。

原稿書きの合間の午前10時。コーヒーを作りに台所へ向かうと、またまた先客が。

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