コラム 39歳未婚・出産の予定ナシで受けてみた!「ブライダルチェック」体験記

ライターの高木沙織です。

私事で恐縮ですが、先月39歳になりました。正直、自分でもまだこの数字に違和感アリアリで、「29歳の間違いだったらいいのに…」、なんて思ったり。

だって、体はすーごく元気! どちらかと言えば、若さにあぐらをかいていた20代のころよりも、今のほうが食事に気をつけているし、運動もしているし。不調といったら、目の下のシワが増えたことくらい…って、これはまた別の話。

…でもまあ、39歳は39歳なんですよねえ。これからもっと、体のことには気をつけていかないと。でね、この機会に、ここ最近一番気になっていたある検査を受けてみようと思ったんです。

だけど、未婚だし、出産の予定もない筆者が受けてもいいのかなあって。なぜなら、その検査とは、“ブライダルチェック”だから。

受けたいけれど、躊躇う理由はやっぱり…

30代ラストイヤーです。

まさか、独身のまま30代を終えることになる(だろう)とは思いもしなかった。いや、どこかで思っていたのかもしれない…けれど、結婚が人生の選択肢にないわけではありません。それに、子どもも好き。「いつかは!」と、思ってきたのだけれど、その“いつか”がまだ訪れていないだけ。

漠然と、本当に漠然とこんなふうに考えていました。

それが、38歳も残すところあとわずかというころ。親戚から、「子どものことを考えるなら、そろそろ…」と、言われると、「“いつか”に真剣に向き合う日がきたとき、自分の体はその準備ができるのか」と、不安とも恐怖とも言えないゾクリとする嫌な感覚が背筋をザザーッと走ったわけ。

それからというもの、もう頭の中はそのことばかり。これまで目を背けてきた分、何となく過ごしてきた分、重―くのしかかってくるわ、そうこうしている間にも、体は刻一刻と年を重ねていくわで。焦りがないと言ったら、嘘になる。

“晩婚化”や“高齢出産”という言葉が耳になじむにつれて、「自分もまだ大丈夫」という根拠のない自信をつけてしまっていたんだと思います。

そこで、ふと。

「ひとりでモヤモヤ考えていないで、婦人科の検査を受けて自分の体を知るのもいいんじゃない?」って。

で、早速調べてみたんです。

結果、やっぱりというか。希望する診療・検査項目は、“ブライダルチェック”。

妊娠を意識し始めたとき、妊娠に影響のある病気がないかを調べるための検査なんですが、未婚で出産予定もない筆者にとっては、タイトルのインパクトが強すぎて腰が引けちゃう。

「受けたいけれど、受けても…いいのかな?」とか、「項目が項目なだけに、いろいろと聞かれるんじゃないかな?」とか、予約をすることさえ躊躇っちゃう。

でもでも、ブライダルチェックって、自分の体が健康であるかどうかの健診という意味あいもあるんだから、誰だって受けていいものなんですよね。

ただ、自治体からの助成が出ない検査が多く、自費での受診にはなるのだけれど(クリニックや検査項目によって違いはあるけれど、大体3万円くらい)。

そんなわけで、ブライダルチェックを受ける決意を固めたものの、まず予約が取れないっ! 第一希望のクリニックに電話をかけてみると、2ヶ月先まで空きがないとのこと。心、折れます。いや、折れている場合ではありません。

自らを奮い立たせ、第二希望のクリニックの空き状況をネットで見てみると、あるではないですか。…って、12月24日かい! 奇跡的に空き時間を見つけることができたのは、なんと聖なる夜。妙に納得…ううん、それでもいい。仕事のほかに予定があるわけでもないし。

こうして、ポチッと予約を取ったのが11月中旬。

忘れているようで、頭の片隅にしっかりと居座る“ブライダルチェック”という存在とともに1ヶ月強を過ごし、検査当日を迎えたのでした。

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