コラム 年齢を重ねていくことが怖いです…みんなどうしてる?【深澤亜希 美のルンルン格言】

こんにちは。ルンルン姐さんこと美容家の深澤亜希です。

今回は、生きている限り避けられない〝加齢〟をテーマにお話しようと思います。

外見は変わっていく。そこからの「策」を自分なりに考えていこう

年齢とともに悩みは増えていきますが…。

私自身、30代後半に入ってから痛切に年齢による変化を自覚するようになりました。同じようにメイクをしているのに以前と仕上がりが違う、スキンケアをしても昔のように肌の調子が上がらない、一晩寝てもなんだか疲れている…。数え上げればキリがありません。

そのときに思ったのです。20代の頃の外見を「美」と捉えて、それを失わないように追求していったとしたら、病んでしまうな、と。

人は生きている限り、変化していくもの。外見や体力が年々衰えていくのは、自然の摂理として当たり前のこと。その一方で、それと引き換えにしている〝美〟もある、と考えるようになったのです。

今提唱している「ルンルンビューティ」は、そんな気づきがあったからこそ生まれたメソッドです。年齢にとらわれることなく、自分が持って生まれたものをその時々で最大限に磨くこと、それとともに自分がルンルンすることをたくさん見つけて、自分の幸福感を高め、毎日をハッピーに過ごせたら、それがいちばんのビューティ。そうすれば、外見も内見も、その人だけが持っているキレイがあふれ出していくということに気づいたのです。

まずは自分を受け入れる。「嫌い」よりも「好き」なところを見つけていこう

上手にキレイになるためにとても大切なことは、まず「自分を受け入れる」ことです。

シワやたるみが増えていくという加齢の悩みから、丸い顔がイヤ、低い鼻が…といった顔立ちの悩みまで、コンプレックスに感じていることがそれぞれあると思います。

けれど〝イヤだ〟という気持ちを飲み込んで、いったんそれを受け入れてみませんか。自分がもって生まれたものは、自分だけのもの。それをどうキレイに整えて、最大限に魅力的に見せるかを考えていくことが、自分らしくキレイになるのに必須です。

一般的には口角がキュッと上がって微笑んでいるような口元が美人だといわれますよね。でも、「アンニュイ美人」という言葉があるように、映画やファッションショーの世界では、への字の口をした一見不機嫌そうな顔の女優さんが世界的に活躍していたりします。唇の厚さにしてもそう。いわゆる〝たらこ唇〟と呼ばれる厚みのある唇は、ふっくらと肉感的。加齢で頬や目元がしぼんだときも、唇のボリューム感が艶やかで若々しい印象を与えてくれます。一方で薄い唇の人は、若い頃だと派手になりすぎて似合わなかった濃いピンクや赤の口紅が人一倍似合うようになります。

物事は表裏一体。一見コンプレックスに感じがちなことも、視点を変えてどう魅力的に見せていくかを考えていくと、大好きな個性に変わることがよくあります。

この写真は10年前のもの。私は、人と比べると耳が大きくてピンと立っています。小さな頃からかなりのコンプレックスで、耳を隠す髪型でずっとカバーしていました。大学時代に彼氏から「どうして? その耳がかわいいのに。出したほうがいいよ」と言われたことがきっかけで、出すようにしてみたところ、“亜希さんのチャームポイント” と言われるようになり、今では大切な自分の個性に。人相学では「前を向いている耳はいいことしか聞こえない耳」と言われているそうで、今ではこの耳が気に入っています。

美容医療との上手な付き合い方

最近は、医療機関でのエイジング治療も身近なものになりつつあります。「亜希さん、たるみもシワもシミも取りたいんだけど何からしたらいい?」といったような質問を受けることもよくあります。

興味があって経済的にも余裕があるなら、受けて見るのも良いと思います。ただ、若いうちからあまり頑張りすぎないで、とも思うのです。

というのも、20代や30代でハイフ(たるみを引き締める照射治療)を定期的に受けているという人に最近何人もお会いしました。人気インスタグラマーさんの影響で「顔はハイフで上げないと!」という子たちが続出しています。

本人がしたいのだから止める理由はありません。が、個人的な感想として、不思議なことに、40代で美容治療している人のお肌は明らかに違っていて “キレイ!” と思うのですが、20代、30代で美容治療している人のお肌は、何故かそれほど違いを感じません。それはなぜか考えた結論は、20代、30代はそもそもお肌がキレイだから、違いが出にくい、ということかと…。

そんなこともあり、個人的には、20代のうちは、セルフスキンケアだけで十分。するなら、脱毛やアートメイク程度に。

30代に入ったら、シミが気になる人はシミ取りを。シワが気になるならボトックス。

40代に入ったら、たるみケアを検討。

50代以降は、気になるところは全部検討。

…と考えています。

そう、年齢を重ねていくにつれ、美容医療の力は大きな味方になってくれるのは事実。だけど、お肌には自らキレイになる力が備わっています。20代、30代はできる限り自力で頑張って、あまり早いうちから高額な美容治療に頼る必要はないと私は思っています。

自分を受け入れるレッスン。五感にピンとくるコスメで肌と髪をケア

外見の印象を手っ取り早く〝いい感じ〟にブラッシュアップするには、パっと見た時に印象に残る広範囲なパーツとなる「肌」と「髪」をキレイに整えるのがいちばん効率的です。

今までよりもちょっと大人向けの美容液を投入したり、ケア効果の高いシャンプーに切り替えたりと、まずはコスメを変えてみるのがおすすめです。

そのときにぜひフル活用してほしいのが、あなたの〝五感〟。

「これを使うと気持ちがいい」「この感触は効いている気がする」「香りが良くて癒されるから、ついつい手が伸びる」…そう、そのコスメを使うことでルンルンするかどうかを判断基準にしてほしいのです。

肌も髪も、個性があります。コスメとの相性があるのです。巷で良いと言われるコスメを「よくわからないけど、有名だから」と思いながら使うより、自分の五感にピンと来るものの方が、あなたをキレイにしてくれます。それに、使っていてルンルンするアイテムは飽きることがありません。だからお手入れが継続して、ケアの成果が出やすくなります。

さらにワンポイント、アドバイスを加えるなら「ハンドプレス」を加えてください。お化粧水やクリームなどを塗った後、両手で顔全体を覆うように押さえます。こうすると、手の温かさでコスメの浸透が高まるのはもちろん、手を当てる心地よい刺激が脳に伝わって、ルンルン度が上がることがわかっています。

自分自身を抱きしめて、両手で交互にパタパタと二の腕あたりを軽く叩くようにタッチする「バタフライハグ」。自分を癒したいな、受け入れたいな、と思うときにしてみてください。メキシコで大地震があったときに、被災された方のヒーリングケアとしてバタフライハグが提唱され、癒しの効果があったことから、世界に広まったセルフヒーリング法です。

【ルンルン格言 】加齢を怖がらず、受け入れる。その上で、自分の良いところを磨いて、自分がルンルンすることを大切にしていこう

前回の連載はこちら
ルンルン開運♪2022年はあったかくいこう【深澤亜希 美のルンルン格言】

賢人プロフィール

美容家深澤亜希

FUKASAWA  AKI 1977年生まれ。女性は自分に合った正しい美容法を行えば、年齢に関係なく誰でも必ずキレイになれる、をモットーに美容情報を発信。また、誰もが自分らしいキレイと幸福感が高まる、独自のマインドビューティメソッド“8:2のルンルンビューティーを提唱。ビューティーは、キレイになるのがゴールではなく、人生に LOVE、POWER、CHANCE、MEET をもたらし輝かせてくれる、がセオリー。
Instagram:aki_fukasawa

松屋浅草店「イシイクリニック美容研究所 浅草分室」にて、深澤亜希が選んだ、季節のルン活におすすめアイテムを購入できます(東京都台東区花川⼾1−4−1 松屋浅草店1階化粧品コーナー)。