コラム 元アイドルは考えた|「普通」って何なの?集団の中で押しつぶされないで生きる方法~その1~

こんにちは!元アイドルでコラムニストの小川満鈴です。人間にとって「普通」ってなんでしょうか? このテーマは永遠に続くものですよね。人とは不思議なもので、個性を主張し、個性的に、世界に一人の人物になりたいと思いつつ、一方では誰かと同じであることを望んで安心しています。

人は必ず何かに影響されて生きている

個性を主張しつつも、誰かと同じことを望むのは人間の心理においてDNAにも刻まれている集団心理でして、元々、決まった住居を持たなかった古代において人は「群れる」ことをはじめました。群れることによって外敵から身を守る可能性が上がり、狩りなどの生きるための効率が飛躍的に向上したのです。そして、現代ではそれが市町村であったり、国だったり、会社、あるいは集団のスポーツだったり、休み時間に一緒にトイレへ行く女子だったりしているわけです。

つまり、そんな現代においては「何かに所属していないなんてことは、まずない」と言っても過言ではないのではないでしょうか? では、それら様々な「集団・団体」に属すると、人間にはどのような「変化」があるのでしょうか?

その答えはひとつ、「心理状態の変化、多様化」です。人は誰かに何かしらの影響を受けて育っていきますので、その環境に準じていくようになります。「朱に交われば赤くなる」という言葉がありますが、それがまさにその変化を指しています。

少々グレーなお話になってしまいますが、例えば今まで純粋で図書館が似合うような感じを持っていた少年が、半グレのような先輩に誘われて、そのような団体と遊んだり行動を共にするようになって、気がつくと「え??あの子、だよね……?」のように変わってしまっている。もしくは、田舎から東京に就職や大学等で上京してきた女の子が、次第に生活苦等や周囲の影響で「盛り場」で遊ぶようになって、風俗のような仕事に就いていく(職業の差別という意味ではなく)……。というケースもよくあります。

それらを「変わった、変わっていく」と言うのかはわかりませんが、第三者から見れば「変わった」と感じるかもしれません。

1 2