コラム 岡村隆史さんの不適切発言、背景にある「コロナ貧困」とは?~その2~

岡村隆史さんの不適切発言、しかし実際に新型コロナウイルス感染拡大による影響で雇止めや解雇といった状況に陥った人は少なくありません。~その1~はコチラ

全ての人が好きな仕事をしているわけでは無いということ

仕事ってそもそもなんでしょうか?と、なんだか子供の仕事体験学習のお姉さんのような書き出しになってしまいましたが、つまりは、自分が生きていくために必要な「糧」を得るためにすることですよね。

そして仕事の種類というのはもちろん様々であって、向き不向きもありますし、学歴や免許、スキルがなければ就けない仕事もあります。お笑い芸人さんやスポーツ選手だって仕事です。

前編では岡村隆史さんの発言についても書きましたが、人によっては語弊もあるかもしれませんが、私はいわゆる風俗業も立派な仕事だと思っています。つまりは自分がその仕事に誇りを持ってやっていれば、本人が納得してやっていればそれで良いと思うんです。例えば、いつも重い荷物を持って、汗水垂らして私たちに大事なものを届けてくれている運送業の方々だって、決して100パーセントやりたい仕事かと言ったらそうではないかもしれません。それでも誇りを持って、自分の仕事だ!って、糧を得るために頑張っている。それを非難することは私はおかしいと思いますし、してはいけないと思うのです。

ここで前編でお話ししました、元受付嬢の女性がこのコロナの問題で解雇されて~というお話の続きになりますが、彼女は風俗も考えました。そして今、風俗業さえも募集がない……。そして私にも相談してきてくれたのですが、大したアドバイスもできず……。そんな彼女から最近連絡がありまして、今は自宅で「テープ起こし」という仕事をしているのだそうです。

ちょっと話は細かい部分になりますが、テープ起こしというのは一般的には聞き慣れない仕事ですよね。これは、誰かのインタビューや講演等の音声をテキストにするという仕事なんです。
元々受付嬢で、パソコンで文字を打ち込むのは得意だったのでそれを選んだと言っていました。

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