コラム 元アイドルが解説!芸能人のSNSへの政治的発言がなぜ増えているのか?そのメリット、デメリット

こんにちは、小川満鈴です!時代は変わった……なんて書いてしまうとなんだかお年寄りの発言のようになってしまいますが、でも実際にすごい速さでいろいろな物事の形が移り変わっているのを感じます。特に、私の場合、普段から政治的なことや芸能人のゴシップ、カルチャーについての執筆が多いのでひしひしとそれを感じるんです。

そもそも何故最近、芸能人の政治的発言が増えているのか?

今回のお題にしました、芸能人による政治への発言ですが、これは数年前まではある意味で御法度と申しますか、そんな発言は事務所が必死に止めて、イメージ作りをしていたものです。が、最近はインターネットとSNSを誰もが利用するようになったこともあり、また、これは事務所や個人個人によって差はありますが、芸能事務所も「放置」「自由にどうぞ」の姿勢に変わってきているように思えます。

今やいわゆる普通のアイドルさえも政治関連の発言をしたり、ある意味で他人を軽くdisったりすることも珍しくありません。
私がアイドル時代には、アイドルが政治的な発言をするなんていうのは超御法度でした。そして周囲のファンの方々も決してそれを望んではおられなかったと思いますし、アイドルはアイドルであって、「アイドルはトイレも行かない」なんていうイメージまでもどこか感じさせていたという感覚もあります。

しかし、現在、タレントはプライベートも含め、総合的な能力を問われるようになりました。言い換えればタレントも視野を広げて世界の動きを把握する、国の動きを常に把握しておくことがパーソナリティーを広げることになり、政治など世の中の動きを掴んでおくことが実質自分の芸能活動を守ることにも繋がるようになったのです。

コロナで仕事が全くない状態……という側面も……

ジャーナリストやメディアの中には、現在のこの「コロナ」の世界的な状況を戦争になぞり、「第三次世界大戦」と表現している方もいます。

もちろん人間対人間ではなく、人間対ウイルスの戦いではありますが、現実的に経済や病気等の現状を考えるとあながち的外れではない状況と言って良いのかもしれません……。

そんな中、そのジャンルによりますが、中小企業、個人商店、そして大手と言われていた会社までがやっていけずに倒産や大きな赤字を抱える事態に陥っています。

そして、そのような経済の構図の中で言うと、経済が潤っているという「分母」があるからこそ存在することができる分子ともいえる「芸能人、タレント、アイドル、芸人、アーティスト」はさらに厳しい状況に陥っています。

これは私の見解ですが、日本はこのコロナという未曾有の事態が起きるまで、どこかほんわかしていて平和に暮らせていました。なので、ニュースといえばタレントの誰々が結婚したとか離婚したとか不倫したとか、基本的には言い方は悪いかもしれませんが「自分たちの生活には実は全く関係ない」ことが大きなニュースになっていたんです。

が、コロナによって下手をすると芸能人のゴシップよりもマスクを売っているお店の場所の方が価値がある情報になりました。でもこれが当たり前なんですよね。そもそも日本にはタレントが多すぎたように私は感じるんです。そして、こういう事態になるとそれが浮き彫りになって、本当に面白い芸人さん、素敵なものを作れるアーティストさん等以外は必要がなくなってしまい淘汰されてしまうタイミングになった……。

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