コラム SNSでの誹謗中傷はなぜ起こってしまうのか?その対処法を元アイドルが考えてみた~その2~

誰でも発信ができる手軽さから、有名人のSNSに対しての匿名による誹謗中傷などもエスカレートしがち。どうしてそのようなことが起きるのでしょうか。~その1~はコチラ

中傷を流せる人と、受け止めてしまう人の違い

前編では、SNSの現状を中心にお話をいたしました。このように人を中傷するコメントがあるのは現実、事実であることを前提に、「なぜ」についてお話ししていきます。まず、人間には人の数だけ「意見」「考え方」があります。だからこそ文化は発展し、人間は進化してきました。

みんなが同じ考えだったら人間に進化はなく、モノだってなんだって同じものしか生まれていませんので、それはとても素敵なことだと思うんです。が、「意見」と「誹謗中傷」は一見同じように見えて、実は180度違うものだと私は考えています。では何が具体的に大きく違うのでしょうか?

私も大したものではありませんが、過去に(今もか)SNS、もしくは巨大掲示板で誹謗中傷を多く受けています。が、私はこういう職業ですので、どんな意見も第三者から見ると誹謗中傷で「大丈夫……?」のような書き込みに対しても、殺害予告のようなものでない限りなんとも思いません。なんとも思わないと言うよりも、「それもそう来るだろうな」って計算済みの部分があるからです。

これはこういったことに慣れている私のような仕事だったり、何十年もやってきた芸人さんのように、「免疫」のようなものがついている人に限って「なんともない」という言葉が当てはまるんです。SNSを始めたばかりの一般の方、もしくはタレントさんでも仕事で半分無理やり事務所や番組にやらされている人は、まだそのSNS免疫がないんです……。しかも、番組とかですと規模が大きい反響が免疫がないにも関わらず、「ドドドッ!」と自分1人では受け止めきれないくらい来ます。なので番組スタッフや事務所がしっかりとそこをフォローしてあげないと、当の本人にとっては大きな精神的な苦痛となってしまいます。

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