コラム 元アイドルが解説! 不祥事等でタレントをやめた人たちは、どうやって生活していっているのか?

不祥事を起こしてしまってクビに……その後はどうしているの?

様々な形の不祥事がありますし、その内容によってはまた芸能界に復帰~ということも十分にあります。

が、やはり最初に「良い人」「無害な感じ」「正統派」「清純派」という売り方をしていた方が不倫等をしてしまうと、そのギャップの隙間は大きくなってしまっていて、埋めるのには相当な時間がかかります。

私の友人の役者さん(名前は伏せますが色々な映画にも出ていた主役級の男性です)が、いわゆるダブル不倫というのをしてしまいまして、大きなニュースになってしまい、その当人達への慰謝料やCMの取り下げの違約金などで大きな借金も背負いました。

もちろんイメージが悪化していたので仕事の依頼は1~2年全くなく、それ以前に事務所も事実上の「クビ」になったのでコネクションも使えず……と、まさに八方塞がりの状態でした。

私も相談を受けたこともあるのですが、これはもう他人がどうこうできる問題ではなく、私は「別に芸能界に固執する必要ないんじゃない?」的なアドバイスをしたのを覚えています。

でもね、芸能人。特にイケメンや美人で一度世間にチヤホヤされてしまった経験、その快楽というのは染み付いて抜けないんですよね……。またイケメンだったりすると、例えそういった不祥事を起こしてしまっても、それでも「素敵!」「かっこいい!」「気にしないよ!」というファンがいるのも事実なんです。それが良いのか悪いのかは私はわかりませんが、つまりそれはどういうことかと言いますと、「そのファンのお金で食べていける」ということの証明でもあるんです。

現にその方は、自分で今でいうクラウドファンディングのような形でファンクラブを作り、月額を決めて小さなファンミーティング的なものをやって十分に生活できるお金を得ています。

このように、その後上手いやり方をする人は、しばらくは食べていけますが、イケメンでなかったり、芸人さんだったりするとなかなか食べていくのは厳しく、ほとんどの方がひっそりと普通の仕事やバイトに就いて生活しています。
世間というのは、思っているよりも簡単にタレントの存在を「忘れます」。

流行っている=知名度、今目にしている回数=知名度。

実は芸能人の8割以上がまるで恋が自然に終わるように「自然消滅」しているんです。でも、それにみんなは気がつかない。

タレントというのはそういったリスクを抱えつつも、「一発の夢」にかける職業なのかもしれませんね。

スポットライトに当たるということは、芸能人にとっては必須。

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プロフィール

小川満鈴

おがわみな……子役から、十代前半にいわゆるジュニアアイドル(チャイドル)を経て現在はコラムニスト・ジャーナリストとして活動している。また、セーラームーンのマニアであり、日本一のセーラームーングッズコレクターでもある。2016年に結婚したが、その相手が自他共に認めるブサメン……。しかし、だからこそ見えてきた幸せ感覚を大事に、婚活に悩む女性・男性の相談も多く受けている。