コラム 元アイドルも驚いた!芸能界でドタキャン、勝手な途中降板はどうなるの?

こうした事をしてしまうと、今後どうなってしまうのか?

生放送で番組をガチで辞めたいという発言をしたグラドルさんですが、これは今後かなり厳しい状況になると断言します。

これはどんな業界でも普通の仕事でも同じと言えば同じですが、「責任感」というのは時として仕事のスキルよりも大事になります。 特に芸能界というのは一人だけで動いているものではなく、多く色々な形で人間が関わっているチームでして、一人の行動が全体にとてつもない迷惑をかけてしまうのです。そういう意味で今回のグラドルさんの行動を分析しますと、大きなニュースにこの「責任感」の要素が強く報道されてしまった時点で、かなり難しい立場に自ら立ってしまったと思います。

例えば、仮に私がクライアントだとします。そして新商品のインフルエンサーを探しているとします。そこには代理店も入っているかとは思うのですが、代理店もクライアントへの責任がありますので、「負の要素」が少しでもあるタレントさんは極力起用しません。

となると、今回のグラドルさんは、大きくその「負の要素」の部分が報じられてしまった為、たとえ実際にはしっかりと業務をこなすとしても「イメージ」の要素で起用はNGとなってしまうのです。

考え方によってはそのキャスティングに「酷い!」とか「差別的だ!」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、いわゆるこういった責任の押し付けになってしまう可能性のある「大人の事情」というのは普通の仕事でもありますし、芸能界は特に強くあるものです。

インターネットの普及により、昔は広がりにくかった情報、不倫でも薬物でもちょっとした交通違反でも一気に広がり、それに尾ひれまでついてタレントのイメージは一気に下がってしまう時代になりました。

もちろんその後の謹慎期間の様子によってはイメージを回復させることもできますが、大手さんの案件であればあるほどその復帰ハードルは高くなります。

そこに事務所の力等も関与してきますので一概には言えませんが、これからの時代、タレントというのは脇をしっかり締めて、プライベートのちょっとした行動であっても「もしここで撮られたら?その後どうなる?」と考えて生活しなくてはいけませんね。

プライベートまで気にしなくてはいけない面倒な時代ではありますが、芸能界で生き残るにはそういった部分も必要になってきたのは間違いないでしょう。

芸能界ではなく、一般社会でもドタキャンは信用を無くす行為です。
1 2

プロフィール

小川満鈴

おがわみな……子役から、十代前半にいわゆるジュニアアイドル(チャイドル)を経て現在はコラムニスト・ジャーナリストとして活動している。また、セーラームーンのマニアであり、日本一のセーラームーングッズコレクターでもある。2016年に結婚したが、その相手が自他共に認めるブサメン……。しかし、だからこそ見えてきた幸せ感覚を大事に、婚活に悩む女性・男性の相談も多く受けている。