コラム 小田急線刺傷事件で感じた 「嫉妬」という感情の使い方

こんにちは、小川満鈴です。
8月6日、東京で大きな事件が起きてしまいました。小田急線内での刺傷事件です。
世田谷区内を走行中の小田急線快速急行の電車内で、30代の男が刃物で次々と人を傷つけ重軽傷を負わせ、なんとサラダ油で車内に火をつけようともしたそうです。ライターでサラダ油に火をつけることはできないので着火はせず、犯人はそのまま逃走。事件発生から1時間半後、杉並区内のコンビニで犯人であると名乗り出て、警察に身柄を確保されました。

人間は嫉妬をする生き物、ではあるけれど……

報道によると、容疑者は「俺はなんて不幸な人生なんだ……」とか、「幸せそうな女性を殺したいと思っていた」と話しているそうです。自分の人生が上手くいかないことで人に嫉妬し、その気持ちを他人を攻撃するという行為ではらそうとしたと考えられます。

まず、人間というのは誰でも絶対に「嫉妬」をする生き物です。自分でそれを嫉妬だと思っていなくても、例えば「あの人イケメンだなあ……」「お金持っていていいなぁ」「あの旦那さんの奥さん美人だよな、俺なんて彼女もいない……」など、嫉妬という感情は多くの方が普通に抱くものです。

そして、人を羨む気持ちや心は、人間を成長させる大切な要因でもあります。逆に誰を見ても何を見ても羨ましいと感じないとしたら、人間は現状に甘んじて、変わることができないでしょう。

例を挙げますと、すごくスタイルがいい人を見て、「ああ、自分もこんな体型になりたいな……」と思う気持ちがあるからこそ、ダイエットだって頑張れるのだと思います。

繰り返しになりますが、つまり、誰かを見て嫉妬すること自体は、人間にとって恥ずかしいことでもなんでもなく、ごく当たり前なことなんですよね。

が、しかし……、世の中には一定数、その嫉妬を別の方向に向けてしまう人がいるんです。

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