コラム 突然キレてしまう子供。その時、メンタルには何が起きている?

こんにちは、小川満鈴です。
今年4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられます。これに合わせて少年法も改正され、4月からは18歳や19歳は「特定少年」として、子どもと大人の間のような位置づけで、引き続き少年法の適用を受け保護される一方、17歳以下とは一部異なる取り扱いも設けられます。

このように少年法の改正が注目を集めていますが、このコラムを書いている数日前にも17歳の少年による刺傷事件が起きてしまいました。

私は仕事で多くのお子様、親御様からご相談をお受けしています。また、過去の凶悪事件を個人的に分析し研究しているのですが、そこから見えてきたものがあるので、今回はそのことを書かせていただきます。

子供には無限の吸収力がある、しかし……

まず、前提として人間には「向き不向き」というものがあります。これは「適材適所」なんて言葉にも言い換えられるでしょうか。

たとえば肉体面で言うと、生まれ持った体がその競技に適しているか否かは重要だと思います。勉強、趣味や芸術の世界においても同様です。これを言ってしまうと、「夢がない」「努力こそ大事だ」と言われてしまう部分もあるのですが、それでもやはり現実として向き不向きはどうしても存在します。

しかし、教育の分野においては、この向き不向きを考えずに、親はもちろん、その親に育てられる子供も、キャパシティをオーバーするまで努力させてしまう(してしまう)場合があります。

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