コラム ありふれたモノを“ステキなプレゼント”に変える、たった1つの方法とは?|オクリモノ総研

写真という二次元の世界でモノが持つ魅力を表現することを主な仕事としている、雑誌や書籍の編集・ライター兼広告のクリエイティブディレクターの女性と、スタイリスト経験もあるギフトのウエブショップのビジュアルディレクターの女性、2人が立ち上げた「オクリモノ総研」。

雑誌の企画やセミナーで「贈りもの」のテクやモノをご紹介している「贈りもの」のプロが、働く堅実女子が抱える「贈りもの」のお悩みをスッキリ解決!「贈りもの上手」の称号を手に入れられる、モノ選びのヒントや、オススメのアイテムなどをご提案します。

だれもが“贈りもの上手”になれる魔法とは?

“気遣い”ができる人は、贈りもの選びも、贈りものを渡すタイミングも上手! 相手に興味を持ち、言葉の行間や空気を読みとるのがうまいからでしょう。

とはいえ、久々に会う方になにを贈るかをリサーチするのは難しいもの。そういったときには、差しさわりのないような王道のものや、あっても困らない“消えもの(飲みもの、食べもの、消耗品など)”を選ぶのが無難ですが、 そんなアイテムですら、“贈りもの上手”なら魔法をかけて“ステキなプレゼント”に変えてしまうのです。 その魔法とは…… “贈りもの上手”だけが持っている“気遣い”です。

今回は、「オクリモノ総研」スタッフも唸った、“贈りもの上手”が魔法をかけた“気遣い”満載のプレゼントを、2つの実例とともにお届けします。

ギフトの王道「タオル」が、いま一番欲しいものに!

ある夏の日のこと。降水確率0%と言われていたにもかかわらず、突然の雨に襲われ、外出をしていた多くの人がずぶぬれに……。そんな雨に襲われ、濡れたままアポイント先に到着すると、その会社のかたが「突然の雨で大変でしたね」と言い、真新しいタオルを手渡してくれたのです。その“気遣い”も大変ありがたいのですが、実はその先がありました。帰り際に「よかったら、ご自宅でこちらも一緒に」と渡されたのが、 なんと、先ほど雨をぬぐうために手渡されたタオルと同じシリーズで大きさ違いのタオルをラッピングしたものだったのです。

真新しいタオルを渡されただけでも気持ちがいいのに、まさかそれをそのままプレゼントされるとは! 

「洗ってお返しいたします!」「いえいえ、いいですよ!」といったやりとりを想定したうえで、 そのときいちばん必要なものをそのまま贈りものにするというスマートさに、その場にいた人間はみな感動。しかも、そのタオルだけでなく、家でおそろいで使えるようにしてくれたというところにはセンスのよさすら感じます。すぐに使うものはそのまま渡し、ほかはギフト用としてラッピングしているという配慮もさすが(もちろん、湿ったタオルを入れる袋も用意してくださった)。急な雨というアクシデントにもかかわらず、そういった機転が利かせることができる、ある“贈り物上手”の女性の話です。

プレゼントの王道ともいえる「タオル」ですが、相手を思っての想像力が働いた結果、これほどの感動的な贈りものになったという一例です。

***

1 2