コラム 「余ったぽち袋、どう使う?」大人女性にオススメしたい“粋”な3つの使い方|オクリモノ総研

働く女性が抱える「贈りもの」のお悩みを、贈りもののプロ集団「オクリモノ総研」がスッキリ解決! 「贈りもの上手」の称号を手に入れられる、モノ選びのヒントや、オススメのアイテムなどをご提案。

もともと「ぽち袋」は“粋”をアピールするものだった!

お正月、親戚の子どもたちなどにお年玉をあげるために用意した「ぽち袋」や「お年玉袋」が、手元に余っていませんか? 

明治時代くらいまでは、錦絵などの木版で印刷をしていた職人たちがつくっていた「ぽち袋」。当時は、ひいきの芸者や役者、旅館に泊まった際に仲居さんなどに“心づけ(チップ)”を入れてお渡しするのに用いていたようです。旦那衆のなかにはオリジナルの「ぽち袋」を作らせていた人もおり、お金を入れるための小さな小さな袋ではありますが、センスをアピールする小道具のひとつだったといえます。

そんな、センスをアピールする“粋”なアイテムであるはずの「ぽち袋」を、「お年玉袋」としてだけ使うだけなんて、もったいない!

大人の女性らしい“粋”な 「ぽち袋」の使い方【3選】

「可愛いぽち袋を見つけると購入してしまう」という、オクリモノ総研・開発責任者。何十種ものぽち袋を常備している。

その1:現金を入れる

まず1つめは、「現金を入れる」という王道の方法。ただし、お正月のお年玉に限らず、日常的に使ってみてはいかがでしょうか。

割り勘で会費を払うときなど、お金を渡す際に、現金でそのままお渡しするよりも封筒などに入れてお渡ししたほうが上品な印象になりますが、カジュアルな関係であれば、封筒ではなく「ぽち袋」に入れてお渡しするという手があります。おしゃれな「ぽち袋」であれば、それをきっかけに会話が生まれるなど、コミュニケーションツールとしても役立ちます。

また、 お金の貸し借りは極力したくないものですが、 手持ちの現金が足りなかったり、細かいお金がなかったりして、一緒にいた仲間に立て替えていただいたなどで“借り”てしまうことはありますよね。そのときも、「ぽち袋」に入れてお返ししましょう。印象的な「ぽち袋」に入れてお渡しすると、「返してもらった」という印象が相手に強く残るので、「お金を返してくれない人」と言われて関係が壊れてしまったり、変なウワサが立ってしまったりする可能性を回避できます。

支払う予定が既に決まっているお金を、使ってしまわないようにキープするために、「ぽち袋」に入れておくという方法もあります。そのままお財布のなかに入れておいても可愛らしいですし、目立つものがいつも目に触れるところにあると、支払い忘れることもなくなりそう。

その2:簡易的な名刺入れ

名刺を数枚だけ入れて、お財布や定期入れに入れておく。

プライベートで出かけた先で、うっかり名刺が必要になること、ありませんか? 名刺入れを持ち歩いていない日でも、ちょっとであった人に、スマートに名刺を渡せれば、人脈やビジネスチャンスが広がる可能性が!

「ぽち袋」に、ほんの数枚だけ、名刺を入れて、いつも持ち歩くお財布や定期入れなどに入れておけば、キレイな名刺をいつでもスマートにとり出せますし、いただいたお名刺もその袋に入れて持ち帰ることができます。

緊急用としてそのままお財布に入れている人も多いですが、出番がないまま長年経ってしまって、汚くなってしまっていた…なんてことがないとはいえません。

プライベートのシーンであれば、名刺入れでなくとも、素敵な「ぽち袋」から出てきた名刺であれば、雑な印象にはならないでしょう。また、その「ぽち袋」のおかげで、話が弾む可能性もあります。

その3:小物入れ

小さなものをお渡しするときにも「ぽち袋」は重宝します。ある女性は、友人宅で手を洗う際に指輪を外したまま忘れてきたそうですが、後日、返していただく際、指輪がステキな「ぽち袋」に入れられていたことから、「大切に保管しておいてくださった」という印象を受けたとか…。

「ポチ袋」は、箱ほど仰々しくなく、さりげなくきちんとした印象を与えてくれる小さな封筒といえます。

その日、外出先で飲まなくてはいけない薬や、万が一のとき用の使い捨てのコンタクトレンズを入れて持ち歩く、出先で取れてしまった洋服のボタンを一時的に保管しておく…など、「ぽち袋」は小さなものを入れるにはちょうどいい大きさかもしれません。バッグの中でバラついたり、見つけられなくなったりすることもありません。チラリと見えてもオシャレな印象に受け取られることでしょう。

旅行先やスポーツジムなどで、ネックレスやピアス、指輪などを一時的に外す場合も、テーブルの上にそのままおいて置いたり、ポケットやバッグにそのままポイと入れてしまうと、紛失の恐れがありますが、「ぽち袋」に入れて保管しておけば、うっかり紛失する可能性は低くなります。

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小さい封筒として考えれば、さまざまな使いかたができる「ぽち袋」。封筒よりもおしゃれなので、“粋”と思われ、上品な色柄であれば、女子力も高くみられること間違いなし! 常備しておくと、なにかと使えそう。ぜひ、日常的に使ってみてください。

「贈りもの」のプロ集団である「オクリモノ総研」は、相手に喜ばれる「贈りもの」を見つけるのに参考になる情報を、これからも続々とお届けしていきますね。

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これまで「オクリモノ総研」がご紹介した「オクリモノ上手」になれる記事もチェック! https://suits-woman.jp/column/gift/

プロフィール

オクリモノ総研秋葉樹代子(研究所所長)/久保奈緒美(開発責任者)

写真という二次元の世界でモノが持つ魅力を表現することを主な仕事としている、雑誌や書籍の編集・ライター兼広告のクリエイティブディレクターの女性と、スタイリスト経験もあるギフトのウエブショップのビジュアルディレクターの2人が立ち上げた「オクリモノ総研」。「贈りもの」のプロ集団として、「贈りもの上手」の称号を手に入れられるモノ選びのヒントやオススメのアイテムなどをご提案しています。

■研究所所長:秋葉樹代子(主に執筆担当) 女性誌編集部で「手土産」「贈りもの」「女子会」などの企画を多々担当。某女性誌で手掛けた「贈りもの特集」は、大きな反響を呼び、過去最高販売部数を記録。現在は、編集・ライターとして雑誌や書籍の企画・執筆を手掛けるほか、広告のクリエイティブディレクターとしても活動中。

■開発責任者:久保奈緒美(主に選定&撮影担当)雑誌や広告でファッションスタイリストとしてキャリアを積み、現在はギフト専門ウエブショップのビジュアルディレクターに。スタイリスト時代に培った“モノ探し力”と“審美眼”に定評あり。和装の着付け師の資格も所有し、マナー等にも精通。