コラム あなたも「詐欺師症候群」になっているかも!?イケメンのフランス人が教えてくれた回避術【前編】

生きていれば、良いことも悪いことも。人生、迷うことばかり。そんな他愛もない出来事に振り回される日常をゆるゆると綴った、アルム詔子の「日日是迷走」。 さて、今回の連載テーマは……。

「詐欺師症候群」

この言葉にドキッとして、ついクリックしてしまった……なんて人。その気持ちはよく分かる。かくいう私も「詐欺師……」というワードに即反応。日経電子版をスクロールする手がキレイに止まってしまったのだ。

第1回は「詐欺師症候群」がテーマ。

「詐欺師」といっても、実際に悪事を働く症候群…というワケではない。 客観的に高い評価を得ている自分が信じられず、周囲を騙す「詐欺師」のような気分になってしまう、そんな心理状態を指すのだとか。

じつは、コレ。決して他人事ではなかったりする。もし、あなたが人生スランプに陥っているのなら、脱出する「カギ」となるかもしれないのだ。

誰にでもあるネガティブな感情

ハーバード大学ロースクールから弁護士、そしてファーストレディーに。その経歴をみれば、元アメリカ大統領夫人であるミシェル・オバマ氏は、誰もが認める真の「成功者」。

しかし、そんな完璧な彼女でさえ、自身のことをこの「インポスター症候群(詐欺師症候群)」であると告白している。これは1970年代に心理学者が提唱した言葉で、インポスター(imposter)とは、詐欺師やペテン師という意味。

そもそも、この症状の根源にあると思われるのは、自分自身を肯定できず、自信がないコト。だから、社会的評価と実際の自分とのギャップに悩むのだろう。せっかく築き上げた評価を維持したい。一方で「ハリボテの自分」の正体がバレたらどうしようと不安になる。

人から羨ましいと思われるほど成功していても、そんな気持ちになるなんて。なんだか切ない。いや、違う。逆なのか。成功しているからこそ、抱えるギャップが大きくなる。だから、余計に自分が周囲を騙しているような気持ちになるのだろう。

それにしても、どうして自信を持つことがそんなに難しいのか。

自分に自信がない……ネガティブ気質は誰にでもあるんです
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