コラム 5.5センス、信じますか?│どうしても目的地に着かない不思議現象…我が家のクルマの謎【前編】

霊感、直感、虫のしらせなどの「第六感」。そんな「シックス・センス」がなくても、ただならぬ「何か」を感じてしまうのが、「5」以上「6」未満の「5.5センス」。

アルム詔子の「5.5センス、信じますか?」

今回は、我が家のクルマの謎について。

5年前に一大決心をして購入した日産の「エクストレイル」、愛称「トレイル君」。現在も大事に乗り続けているこちらのクルマに乗っていると、じつは、なんとも説明のつかないような不思議な現象がしばしば起きる。

気のせいなのか、はたまた偶然なのか。それとも…?

「モノ」にも魂が宿るってホント?

今年の夏、緊急事態宣言の合間をぬって、岐阜県の「崇福寺(そうふくじ)」へお邪魔した時のこと。

取材の中で、ある不思議な絵巻物を見せて頂いた。そこに描かれていたのは、屋敷の煤払い(すすはらい)の様子と、門の外に無造作に捨て置かれた古道具の数々。

じつは、この絵巻物のベースには、1つの物語が存在する。

捨てられた恨みで妖怪に化けた古道具が、のちにお坊さんに説得され、最後は仏様になるという内容だ。その名も「非情成仏絵巻」、通称「付喪神絵巻(つくもがみえまき)」である。

コレを見て、ふと、思ったのだ。

この絵巻物に登場する「古道具」には感情がある。実際、「モノ」にだって「魂」が宿ることがあるかもしれないと。例えば、長年使われているうちに感情が芽生えたパターンとか。丹精込めて作った、その作り手の「念」が入り込むパターンなどである。

ただ、いくら考えても、我が家の「トレイル君」のように、工場で大量生産されたクルマでは、なかなかイメージするのが難しい。どれほど愛情を込めようが、機械に「魂」や「念」が宿るとは考えにくいからだ。

しかし、実際のところ、「トレイル君」に乗ると、たまに首をかしげるような出来事が起こるのだ。

じつは、何らかの意思を持っているのでは…?

つい、そんな疑いを持つような不思議な現象に、遭遇するのである。

我が家の「トレイル君」に乗っていると不思議な現象が…。
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