コラム 5.5センス、信じますか?│北海道最強パワースポットとの不思議なご縁。三々七拍子で…お見送り? 【前編】

霊感、直感、虫のしらせなど、「第六感(シックス・センス)」がなくても、ただならぬ「何か」を感じてしまう…アルム詔子の「5.5センス、信じますか?」

今回は、北海道屈指のパワースポットとして名高い「北海道神宮」、そして「開拓神社」との不思議なご縁について。

北海道で暮らしていたのは2年半弱。その間、知り合いも誰一人いない北の大地で、心細い私たち(毎回登場のパートナーの彼と私)の支えだったのが、コチラの2つの神社である。車で片道4時間の距離をものともせず、年に数回は参拝し、元気を頂いた。

そんな北海道での生活も終わり、本州へと戻ることになった私たち。

最後の挨拶に訪れると…意外なカタチで見送られることに…。

北海道神宮との最初の出会い

なんでも神社関連の本によると、新しい土地に足を踏み入れる際は、最初にその地を司る神様にお参りするのが礼儀なんだとか。

そこで、私たちは、「本州」から「北海道」へ移住するのだからと、移住先であるT町(道東の紋別市よりも内陸寄りにある町)の前に、先に札幌へ寄ることにした。

どうして、札幌なのか。

それは、北海道全体の守護神ともいえる「北海道神宮」があるからだ。

じつはコチラの神社、歴史はそう古くはない。明治2年の北海道開拓史の赴任に先立ち、開拓の守護神を祀る「北海道鎮座神祭」が創祀だという。

足を踏み入れた途端、その雰囲気に一発で圧倒された。第二鳥居から続く参道には、立派な灯篭がズラッと並び、沿うようにソメイヨシノやエゾヤマザクラの木々がそびえ立つ。神社仏閣はついぞ見慣れた私でも、その存在感は唸るほどだ。

特に、私たちが参拝した3月上旬は、未だ境内を雪が覆い隠し、その参道は澄んだ「気」が満ち満ちて、五感を大いに刺激した。その凛とした強さに、自然と自分たちの居住まいを正したのを覚えている。

階段を上がり一礼して神門を抜けると、少し開けた空間に出た。ちょうど光が差し込み、より一層空気が澄んだ特別な場所なのだと、本能的に感じ取った。

囲むように東と西に回廊が延び、真正面には拝殿そして本殿があった。拝殿を前に、私たちは深々と礼をした。

ようやくたどり着いた北海道の地。

ふと、故郷に残してきた大切な人たちを思い出し、ホントに離れた場所に来たのだと実感した。家族に思いをはせつつ、これからの新しい生活に淡い期待を抱いて、2人でピタリと二礼二拍手一礼を行った。

こうして、私たちは、北海道神宮へのご挨拶を終えることができたのである。

関西から車で縦断して、北海道神宮へ…。
1 2