コラム 5.5センス、信じますか?│北海道最強パワースポットとの不思議なご縁。三々七拍子で…お見送り?【後編】

アルム詔子の「5.5センス、信じますか?」

今回は、北海道屈指のパワースポットとして名高い「北海道神宮」や「開拓神社」との不思議なご縁にまつわるお話。

後編は、開拓神社に参拝して、派手にお尻から転んだところから。

【前編はコチラから】

開拓神社で、なぜかいつも転ぶワケとは…?

当時の私は意志薄弱だったように思う。

開拓者のようにこの地で頑張ろうと言いつつ、心のどこかで、ダメなら本州に帰ればいいなどと甘い気持ちがあったのだ。そんな罰当たりな心を、開拓神社に見透かされたのだろうか。

頬を叩かれたような衝撃を受け、いっぺんに目が覚めた(実際に衝撃を受けたのは、お尻なのだが)。何が何でもこの北海道で一旗上げるという「がむしゃら感」が足りなかったと悟ったのである。

レッドブル3本ほど一気飲みしたような覚醒感のまま、翌朝に移住先のT町へと向かった。後日、確認すると、お尻には大きな青あざができていた。私個人としては、制裁ではなく、愛のムチだと信じたい。

こうして、開拓神社の厳しい愛情を感じながら、私たちはT町で新たな生活をスタートさせたのであった。

それから約1年後。

私たちは、再び北海道神宮と開拓神社を訪れた。

まずは新年だからと、北海道神宮で家内安全のご祈祷をして頂いた。ちなみに北海道神宮のご祈祷は、雅楽が演奏され、巫女さんの優雅な舞が奉納されるという珍しいタイプのものである。昨年はその光景に驚いたものだが、今回は静かな気持ちで見守ることができた。

「北海道神宮」の参拝が終われば、次は、あの「開拓神社」である。

昨年、お尻から地上へとバックランディングをして、エライ目に遭った神社だ。ある意味、トラウマとなっている場所だが、大丈夫だと自分に言い聞かせ、決意新たに鳥居をくぐった。

今回はアイスバーンもOKの、滑り止めがついた靴を履いてきた。準備万端である。それに、滑ることを念頭に歩けば、慎重となるため不意打ちを食らうこともない。拝殿まで順調に進み、無事に参拝を終えて来た道を引き返す。

先ほどくぐった鳥居が見えてきた。あと少しだ。これで大丈夫かと思ったそのとき、イヤな予感がした。またもや、視界がぐるんと反転したのである。

反転しながら、またか…という諦めのような気持ちと、なんで…? という素朴な疑問が交互にきて…、「いやいや、えっ?」と混乱した。

前回で十分懲りたはずなのに…。だから、気を引き締めて参拝したのだが、その甲斐なくツルッと滑って転んで、やはりお尻を強打した。

最後のところで、気が緩んだからなのか。

それにしても、靴を変えても一切効果なし。この1年間、慣れない土地で私なりに頑張ってきたつもりなのだが…。どうやら私は、開拓神社の期待には応えられなかったようだ。

後日、確認すると、前回と同じく青あざがお尻にできていた。まるで御朱印のように、強制的にお尻に押されたのであった。

まさにお尻から…こんな感じで転んだのです
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