人間関係は、できることならうまくやっていきたいもの。非モテさんは悪気がないのに、人間関係を壊しやすく、逆に愛されさんは、人とうまくやっていくことができます。両者の違いはなんでしょうか?
非モテさんが人間関係を壊しやすい理由
非モテさんが人間関係を壊しやすいのには、下記のような理由があります。
(1)「自分のルールが正しい」と思っているから
(2)自己中心的な思考を持っているから
(3)相手と折り合いを付けられないから
1つずつ、解説していきます。
(1)「自分のルールが正しい」と思っているから
非モテさんは、自分のルールが正しいと思っているので、相手もそれに従うのは当然だと思っています。
例えば、こんな話があります。
Aさんは、恋人と遊園地に行く約束をしていて、ずっと楽しみにしていました。
でも前日になって、恋人が「疲れているから、遊園地はまた今度にして、明日は映画館にしない?」と提案してきました。
ショックを受けたAさんは「ひどい!約束したのだから、明日は遊園地じゃないと嫌!」といって、翌日、半ば強制的に恋人を遊園地に連れて行きました。結果、彼が遊園地で体調を崩してしまい、これがきっかけで2人の関係も壊れてしまったそうです。
Aさんが「約束をしたいのだから、守ることは大切」だと思うこと自体は、間違いではありません。でも、それが必ずしも正しいことでもありません。そもそも“100%正しいこと”なんて存在しないですしね。
Aさんにとっては、「約束したのだから、遊園地に行って当然!」と思うかもしれませんが、彼にとっては、「そのときの体調に合った過ごし方をする」ことの方が正しいのです。だから、「映画にしない?」と提案したのでしょうしね。
そもそもデートの一番の目的は、ただ単に「遊園地に行くこと」ではなく、「2人の愛を深め合うこと」ではないでしょうか?Aさんが「自分にとっての正しさ」と「遊園地に行くこと」に固着したことで、2人の愛が冷めてしまったのです。
だったら遊園地は別日に友達と行ってもいいから、彼氏とは映画館に行っておいた方が、2人の関係がこんな形で壊れることはなかったですし、もしかしたら、より愛が深まった可能性だってあるでしょう。
「自分にとっての正しさ」にこだわりすぎないで、「相手にとっての正しさ」も受け入れられる人でありたいものですよね。