原因2:相手に心を許していないから
「原因1:警戒心が強いから」にもつながることですが、基本、人は心を許している相手に対しては、隙ができるものです。
例えば、お酒を飲みに行ったときに、そんなに親しくない相手と飲むときは酔っぱらわないように気を付けても、昔からの友人や親兄弟、恋人の前では、酔っぱらった姿を見せられる人は少なくありません。
もちろん、誰でも彼でも心を許すようなことはしない方がいいです。でも恋心を抱いている相手のことは、もう少し信用して、心を許した方がいいですよね。こっちが心を開かないと、相手だって開いてくれないことも多いですしね。
例えば、男性によくモテるAさんは意中の相手ができると、ちょっとした相談事をするそうです。大それた悩み事だと相手が引いてしまうこともあるので、相手でもアドバイスができそうな、ライトな相談をするそうです。しかも、さり気なく自分はモテることが伝わるような相談事をするそうです。例えば、「上司に恋心を抱かれているけど、どうやって脈がないことをさりげなく伝えるか」とか、「元カレから頻繁に連絡が来て、困っている」とか(笑)。
男性は女性から相談をされると、「彼女から頼りがいがある人と思われているんだ。相談してくれるなんて、心を許してくれているんだ」とうれしくなることが多いもの。そうやって、Aさんは相手のハートを掴んでいくのです。
また「相手に心を許す」というのは、「相手を受け入れること」にもつながります。逆を言えば、心を許していない相手を受け入れることはできないですしね。
ありのままの相手を受け止め、肯定してあげることで、彼は「彼女に心を許してもらっている」と感じ、同じように心を許していくことが多いのです。
つまり、このパターンでの「隙がない」の隙は、「心を許すこと」「相手を頼ること」を指している、と言えるのです。
原因3:完璧な女性を目指してしまうから
いつもはしっかりしているけど、たまにおっちょこちょいな言動をする女性のギャップに、萌える男性は少なくありません。
男性は「自分よりも相手の女性の方が優れている」と思うと身構えてしまうので、少し抜けているところも見せられると、好印象を与えられます。
結局、それを見せられないときは、「原因2」で紹介した、相手に心を許していないことが原因であることも多々あるものなんですよね。
そもそも完璧な人間なんていないので、完璧であろうとすると緊張します。自分が緊張すると、相手にも身構えさせてしまいます。それでは恋愛はうまくいきません。
恋愛においては「多少おっちょこちょいくらいが正解」と思って、もう少し“気を抜いた自分”も見せられるようになりましょう。
つまり、このパターンでの「隙がない」の隙は、「余裕」「ゆとり」「失敗を恐れない強さ(大らかさ)」を指しているのです。
ここまで3つの隙がない原因を解説しましたが、隙を作るためにも、「相手への信頼感」「心を許すこと」「余裕」などを持てるようになった方がいいんですよね。
ただし、非モテさんは、「隙を作ろう」と思うあまり、男性から「軽そうな女性」という残念な印象を与えてしまうこともあります。それでは逆効果です。詳しくは、〜その2〜で解説します。〜その2〜に続きます。

「隙がない」とよく言われるという人、当てはまるパターンはありましたか?