コラム 人を好きになれないのはなぜ?悩んでいる人が、気付くべきこと ~その2~

「恋は落ちるもの」とは、よく言われますが、「落ちるまで待っていられない!」という人はいますよね。なかなか人を好きになれなくて悩んでいる人は、意外と多くいるものです。~その1~では、人を好きになれないで悩んでしまう理由として、「(1)好みの相手と出会えていないから」「(2)恋愛を怖がっているから」を紹介しました。

~その1~はコチラ

後半では、残りの「(3)今は、他のことで気持ちがいっぱいいっぱいだから」について解説し、さらに、人を好きになれなくて悩んでいる人が気付いた方がいいことについても紹介していきます。

(3)今は、他のことで気持ちがいっぱいいっぱいだから

自分が持っている時間も労力も限られているので、今、やりたいことがあると、なかなか恋愛にまで気持ちが向かないのはよくわかります。それでも、運命を感じるほど強烈に惹かれる相手に出会ってしまったら、否応なしに恋に落ちるものですが、そこまでの相手でない場合は、たとえ素敵な相手であっても、その気になれないこともあるのです。

例えば、劇団員のBさんはそれなりにモテるタイプではあるのですが、30歳になるまでに女優で食べていくことを夢見ているのと、アルバイトで生活費を稼ぐのに忙しくて、なかなか恋愛をする余裕を持てないそうです。たとえ男性からデートに誘われても、「今は、恋愛をしている場合ではない」と感じ、その時間があれば、ダンスや演技のレッスンをして、自分を高めたいと思うのだとか。

こういう人の場合は、“夢に恋をしている状態”なので、たとえ誰かと付き合うことがあったとしても、恋愛の優先順位が低く、関係が長続きしないことが多いものなんですよね。だから、そんなときは、無理に恋愛をしようとしないで、気が済むまで夢に突き進んだほうがいいでしょう。

女性の場合はこの逆のパターンで、“夢に恋をしている男性”を好きになってしまって、付き合っても、相手がなかなか自分との時間を作ってくれなくて悩んでしまうことも多いものです。その場合はどんなにがんばっても、相手の気持ちの大半は夢が占めているので、難しいこともあるんですよね。もし関係を壊したくなければ、相手が夢に向かってがんばっているのを邪魔しないで、応援できるようになるしかないでしょう。

実は、夢以外にも、「“自分”にいっぱいいっぱいだから、恋をする余裕がない人」もいます。そういう人は、色々な劣等感を抱えていて、自分のことすら愛せる状態ではないので、人のことなど愛せません。

そんな人でも、自己愛の延長として、“自分にとってメリットのある相手”に対しては興味を持つことはあります。でも、現実的にメリットしかない相手なんて存在しないので、何かしら面倒だと感じる部分があると、一気に恋心が冷めてしまい、恋愛が長続きしないのです。だから、いい恋をするためにも、まずは自分の劣等感ときちんと向き合い、自分をきちんと受け止められるようになることが重要なんですよね。

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