コラム 結婚制度に「合わない」と思う人が増える理由〜その2〜

時代と共に生き方も変わり、結婚観も変わってくるもの。現代は、結婚制度に対して「合わない」と思う人も増えてきているようです。「結婚する気の薄い独身者が増えたこと」「ある離婚経験者が『結婚制度は合わない』と思った理由」については、~その1~で説明しました。

~その1~はコチラ

結婚制度に疑問を感じている人が少なくありません。これからは、どのようにパートナーシップを築いていくのがいいのでしょうか。

これまでの結婚の「当たり前」が変わっていく?

結婚の理想に伴っていない現実

夫婦で喧嘩になってしまうときに、よく相手に言うこと、さらに言われることといえば、「あなたは、家族(家庭)を大切にしていない!」です。これは、「あなたは妻の役割(夫の役割)をきちんと果たせている?」を問う言葉でもあります。

例えば、Bさんは結婚して、夫婦2人で暮らしています。正社員で働いていて忙しく、家事がおろそかになりがち。会社の仲間と飲みに行って情報交換するのも仕事のうちだと考えているのですが、夫には「家庭を大切にしていない」と怒られるのだそうです。Bさんは、結婚したら「家族との関係を最優先する」のを求められることに窮屈さを感じ、離婚を考えているのだとか……。

現代でも、「主に夫が生活費を稼ぎ、妻は家庭を守る」という価値観が根強く残っているところがあります。でも、それが「現在の社会状況で実現できるのか」というと難しいもの。近年、正社員の数が減少し、さらに働き方改革などで正社員であっても年収が減少傾向にあります。つまり、男性が「生活費を稼いでくる」という役割を果たせなくなってきているのです。
さらに、共稼ぎが必須となると、今度は妻のほうが家事をおろそかになってしまうこともあります。つまり現代は、「従来の結婚観による、夫、妻の役割をきちんと果たせるような状況ではない」ということなのです。

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