コラム 親との関係がうまくいかない人がするといい4つのこと~その2~

親との関係がうまくいかなくて悩んでいる人は、意外といるもの。でも、簡単に縁を切れるような関係ではないからこそ、うまくやっていきたいと誰もが願うものです。
~その1~では、「親との関係がうまくいかない人がするといいこと」として、「適度な距離を保つ」「“普通の親”を求めない」について説明をしました。

その1~はコチラ。

実は、関係がうまくいっていない親子の多くは、“あること”ができていないのが不和の原因であることも多いもの。後半では、そのことについて詳しく説明します。

存在が当たり前すぎて、疎かになっていることはありませんか?

親との関係をよくするためにするといいこと3:「大切に思っている」ことを示す

生まれたときから傍にいる親は、子供にとって“いるのが当たり前の存在”だからこそ、感謝しないでぞんざいな態度をとってしまう人も少なくありません。
でも、親子関係に限らず、多くの人間関係で壊れる原因が、どちらか一方が「自分のことを大切にしてくれていない」と不満を抱くことなのです。

例えば、これは私自身の話になりますが、私が母の住む実家に遊びに行くときには、ケーキを買って行くのですが、そのときは2人分だけでなく、“翌日の母のおやつ分”も含め、3つ買って行くようにしています。そんな心遣いをするだけでも、母親は、「自分の翌日のおやつのことまで考えてくれているんだ。私は大切にされているんだ」と喜んでくれるのです。

「大切に思っている」という意志表示は、些細なことで構いません。離れて暮らしているのであれば、週に1回は用事がなくてもLINEをして体調を気にかけてあげるだけでも、親としてはうれしいもの。この“気に掛ける”ということが、親にとっては、「自分は子供に大切にされているんだ」という安心感につながるのです。

多くの親は、子供が自立して、自分から離れていってしまうことを寂しく感じてしまうもの。それなのに、子供がまるで一人で大きくなったかのように、親のことを気に掛けなくなると、親は空しくなってしまうものなのでしょう。
それが、「私は大切にされていない」という寂しさにつながり、子供に対しては、「せっかく育ててあげたのに!」と怒りをぶつけてくるようになることもあるのです。本来は、子供の自立は喜ばしいものですが、「寂しい」という思いが、親の心を混乱させてしまうこともあるものなんですよね。

だから、些細なことでいいから、親に「自分は子供に大切にされているんだ」と思ってもらうことは、大事なことなのです。

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