コラム 「頑張っているのに、評価されない」とき考えるべきこと~その1~

評価されなくて苦しいときに考えること2:自分を俯瞰しているのか

では、なぜ、独りよがりな言動をしてしまう人は、「自分を分かってほしい」という要求が全面に出てしまうのでしょうか。
例えば、あまり好みのタイプではない異性から、欲しくもないようなプレゼントを渡されたり、毎日「好きだ」とLINEがきたりしても、心に響かないですよね。でも、相手の男性が「僕はこんなに君のことが好きで頑張っているのに、どうしてわかってくれないんだ?」と言い出したら、「そんなことを頼んでいない!」と思うのではないでしょうか。

他人にされたら「残念な言動をされている」と思うのに、自分がやってしまうことがある場合は、「自分を俯瞰して見られていない」可能性が高いのです。

人は、自分の思いが強すぎて、視野が狭くなってしまうと、自分のことを客観視できなくなってしまうもの。
だから、できることなら、日ごろから、「自分を俯瞰する癖」をつけておくことが大切です。
特に「仕事ができる」と言われる人ほど、自分を冷静に見ているものです。さらに、仕事においては「全体を把握する」ためにも、視野を広げることが必要。そうしたら、「その全体の中で“自分が求められている役割”は何か?」に気づくことができるからです。
仕事ができる人ほど、自分の役割をよく理解し、その上で相手の期待以上の結果を出すので、いい評価をもらえるものなんですよね。

「自分を俯瞰する」というのは、単に自己を客観視するだけではなく、「自分の内面を深く見つめること」も含まれます。それは、“その思いを感じている自分自身”を外側から、「どうしてそんな思いを抱いているのか」と見つめることです。
つまり、「自分がやたら評価されることを求めているとき」というのは、「自分が自分をきちんと認められていないから(何か劣等感を抱えているから)、人から評価されて安心したいと思っていること」も少なくないのです。

だから、自己をきちんと認められることができたら、人からの評価をそんなに気にならなくなることもあるのです。それについては、後半で詳しく説明します。

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プロフィール

コラムニストひかり

夕刊フジでコラム連載をきっかけにコラムニストに。近著に電子書籍『“子供おばさん”にならない、幸せな生き方: ~自分を愛するということ~』(ステップモア)、書籍『愛される人の境界線 -「子供おばさん」から「大人女子」に変わる方法』(KADOKAWA/中経出版)など。公式ブログ「ホンネの “子供おばさん” 日記」や4コマ漫画「子供おばさん」で、アメブロの公式トップブロガーとして活躍。ホンネの“子供おばさん”日記(https://ameblo.jp/olhonne/)4コマ漫画「子供おばさん」(https://ameblo.jp/kodomoobasan/)