コラム これが子供と大人の「思考の違い」!“直接見えていないもの”を想像する力~その1~

歳を重ね、色々な経験をしてきたからこそ、“大人ならではの思考”を持てるようになることが大切です。それによって、より生きやすくなることもあるでしょう。
“大人ならではの思考”は何かというと、「“直接見えていないもの”を想像したり、考えたりできるようになること」でもあります。それは、具体的にはどういうことでしょうか?

大人ならではの思考1:「目の前にいない相手」のことを想像する

“直接見えていないもの”で、一番想像したほうがいいのは、「目の前にいない(大切な)相手」といっても過言ではありません。

<30代のAさんは、恋人が仕事で忙しくて、なかなか会えずにいました。でも、Aさんは、「こんなに私が会いたいと思っているのに、時間を作ってくれないのは、私に対して愛がないからだ」と思い、恋人を一方的に責めてしまったそうです。
結局、彼はそんなAさんに対して気持ちが冷めてしまい、別れることになってしまったそうです。>

仕事の成果を上げたいと頑張っているときに、恋人からわがままを言われてしまうと、「彼女は自分のことを理解してくれる人ではない」と感じてしまうところもあるでしょう。つまり、彼にとっては、「Aさんのほうが、自分のことを愛してくれていない」と思うものなのです。

大概、人間関係は、コミュニケーション不足が原因で壊れていくもの。それだけお互いが「相手のことをきちんと理解していない」からすれ違ってしまうということでしょう。だから、できる限り、コミュニケーションはきちんととったほうがいいですし、自分の要求ばかり押し通そうとしないで、相手の思いを感じ取り、状況をきちんと想像することが大切なんですよね。

さらに、大人になったら、“相手の言葉の裏側”を想像する力も大切です。大人になるほど、ストレートに言葉を表現しない人が増えてきます。
例えば、恋愛の場面では、「あなたみたいな素敵な人は、僕にはもったいないから、付き合えない」という言い方をして振る人もいます。そんな言葉をストレートに受け取って「全然、もったいなくありません!付き合いましょうよ」なんて迫っても、付き合えることはなかったりします。
こういった振り方がいいかどうかはさておき、一見、「綺麗な言葉を使ってはいるけど、本心は別にある人」は少なからずいます。だから、「相手の言葉の裏側=相手の本音」を感じ取る力は持てるようになったほうがいいでしょう。

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