大人ならではの思考4:「根本的なことが見えない状況であること」を理解する
私たちは意外と、根本的なことが見えない状態で、物事の良し悪しを判断しているところがあります。
<アラサーのBさんは、エコ関連に興味があり、自分が愛用している商品を作っている会社に就職しました。でも、社内で働いてみたら、地球のためにエコな商品を作っているというよりも、“ビジネスとして”エコをうたっている会社に過ぎないことを実感したそうです。>
本当にその会社を理解したければ、その会社が表向きに宣伝していることだけではわからないことも多々あるものなんですよね。
例えば、私たちは、商品やサービスのお問い合わせをするときに企業のコールセンターを利用しますが、そこで働いているテレフォンアポインターさんは、その会社の内情を理解していないまま、マニュアルに沿って話していることも少なくありません。でも、私たちはそういった人たちの人当たりがいいと、「いい会社だ」と思ってしまうところはあるでしょう。
でも、その企業の本質を知りたいときは、社内で働いたり、その会社のトップを直に観察して、本心を見抜いたりしない限り本当のところは分からないものです。ただ、現実的にそれをするのは難しいので、せめて、「自分が直接目に触れるものがすべて」だと信じ込まないことが大切。「その背景、本質も想像できるようになること」が大事であり、それこそが“大人の視点”といえます。
ここまで、“直接見えていないもの”を想像する大切さについて紹介しました。大人になったら「知らなかった!」ではなく、「自分で調べて、考えること」が大事。そうすることで、より自分にとっていいと思えるものを選べるようになりますよ。
非モテ女子から愛され女子になるヒント
■非モテ女子…直接目にすることだけしか見ようとしないので、悪い情報に誘導されたり、自分で調べたら手に取らないような商品を購入したりしてしまう。
■愛され女子…直接見えていないものを想像し、その背景や本質を見ようとするので、より自分にとっていいと思えるものを選べる。

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