コラム 職場で「出る杭は打たれる」のが怖い人たちが、考えるべきこと~その1~

職場では、目立たないように静かに仕事をしている人は、意外といます。それが、いいかどうかというのは、その人の性格や働く環境によっても変わってくるもの。
ただ、“「出る杭は打たれる」ことを恐れている自分”のことを好きになれない人は、これを機会に「自分の働き方」について深く見つめてみませんか?

出る杭になるのが怖い人が考えるべきこと1:今の無難な自分を誇れるかどうか

「出る杭は打たれる」のを怖がっている人は、自ら杭を引っ込めてしまいがちです。

<アラサーのAさんは、社内で理不尽なことがあっても、「会社なんて、そんなものよ」と自分に言い聞かせ、状況を改善しようとしません。もし状況を変えようと動いたら、上司に目を付けられ、働きにくくなってしまうからです。
でも、仕事のできる人たちが次々と会社に幻滅し、転職しているのを見ると、「このままでいいのだろうか」と悩むところがあるそうです>

職場には、大まかにいうと「2種類の人間」がいます。1つは「会社の言う通りにして、無難に静かに仕事をする保守的な人」、もう1つは「会社を良い方向にもっていこうと、色々とチャレンジをしようとする積極的な人」です。

後者は、自分では普通にしているようで、自然と「出る杭」になってしまうことが多いもの。それで、社内で目立ってしまい、嫉妬で足をひっぱられたり、敵を増やしてしまったりすることもあります。
でも、そういう人は、自分のことを誇れることも多いでしょう。何かしらの使命感や志を持って、仕事をしているからです。

もし、Aさんのように、社内の問題に関しても目をつぶり、無難に生きていたら、社内に敵は作りにくいかもしれませんが、「そんな自分を好きでいられるのか」ですよね。
さらに言えば、後者タイプの人が頑張っているのを横目でみながら、嫉妬心から「失敗すればいいのに!」などと思うようになってしまったら要注意です。すでに“残念な人”に成り下がっています。

人それぞれ性格は違うので、必ずしも「出る杭になれ!」とまでは言いませんが、長く働いていると「自分が出たほうがいいとき」というのがあるもの。そのときも引っ込み思案になってしまうと、自分のことを誇れなくなってしまうでしょう。
例えば、仕事でいいアイデアが生まれたときには、提案してみたほうがいいでしょうし、自分も関係するところで問題が起こったときは、保身ばかり考えずに、改善するように動くことも大切です。
無理に「出る杭」になる必要はありませんが、「いざというときは、きちんと動ける人」でありたいものですね。

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