コラム 「友達100人できるかな」の呪縛を解こう。友達は“量”ではなく“質”が大切~その1~

友達は選んだほうがいい

実際は、友達は「量」ではなく「質」が大切です。友達は「選んだほうがいい」のです。逆を言えば、残念な人を友達にしてしまうと、悲しい気持ちになることも増えてしまうでしょう。

<30代のBさんには、いつも飲み会に誘ってくれる女性がいました。Bさんは彼女のことを友達だと思っていましたし、飲み会だとあまり深い話ができないので、もっと彼女と心の交流をしたいと思いました。そこで、飲み会以外でごはんに行こうと誘ってみたのですが、忙しいという理由で断られてしまいました。でも、また飲み会があると、誘ってくれるのだそうです。
Bさんは「結局、自分は彼女にとって、友達ではなく、単なる人数合わせのための“合コン要員”に過ぎないのだ」ということに気づき、悲しくなったそうです>

出会いを求めている人にとっては、飲み会に誘ってくれる人がいることはありがたいことではありますが、Bさんにように友達だと思っていた人が、単に自分を「利用したいだけ」だと感じたときは、ショックですよね。
合コンに限らず、久々に友達から連絡が来て喜んで会いに行ったら、「ネットワークビジネスに誘われた」「生命保険の勧誘をされた」「お金を貸してほしいと言われた」なんて話もよくある話です。

世の中には、色々な価値観を持っている人がいるので、誰とでも友達になればいい、というわけではないもの。特に、自分を利用しようとしたり、悪いことに誘ってきたりする人とは、距離を空けたほうがいいでしょう。
結局、友達は多ければいいわけではなく、たとえ少なくても、“お互いを思いやれる、いい友達関係”を作ることのほうが大切です。

本当の友達というのは、「利害関係がなくてもつながっている」「(それなりに)本音を話すことができる」「気が合う」「お互いに相手の幸せを願える」のがポイントです。ある意味、人として惚れないと、“真の友達”にはなれないので、お互いに相手を尊敬できるところがあるかどうかも、重要です。

実は、友達がいなくて悩んでいる人は、単に寂しさを紛らわせたいために、友達を欲していることも少なくありません。それでは、むしろいい友達はできないことも多いでしょう。
では、“本当の友達”を作るためには、どうしたらいいのでしょうか。それについては、後半で紹介します。

友達は多ければいい、というわけではありません。
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プロフィール

コラムニストひかり

夕刊フジでコラム連載をきっかけにコラムニストに。近著に電子書籍『“子供おばさん”にならない、幸せな生き方: ~自分を愛するということ~』(ステップモア)、書籍『愛される人の境界線 -「子供おばさん」から「大人女子」に変わる方法』(KADOKAWA/中経出版)など。公式ブログ「ホンネの “子供おばさん” 日記」や4コマ漫画「子供おばさん」で、アメブロの公式トップブロガーとして活躍。ホンネの“子供おばさん”日記(https://ameblo.jp/olhonne/)4コマ漫画「子供おばさん」(https://ameblo.jp/kodomoobasan/)